二台つないで榛名山ロープウェイ
谷川岳ロープウェイ榛名山(はるなさん)ロープウェイ
(以下、紛らわしいので榛名山ロープウェイと略します。)は、
単線固定循環式ロープウェイ(パルスゴンドラ)です。
しかし、普段は循環するほど利用客がいないのか、交走式で運転しています。
榛名山ロープウェイは、単線固定循環式特徴の連続搬器になっていて、
2台の搬器を1セットとして運行しています。
そんなわけで同ロープウェイは、
「日本初の2両連結式ロープウェイ」をキャッチコピーに宣伝しています。
路線は榛名高原駅から榛名富士山頂駅間0.5qの短い路線ですぐ終わってしまいます。
01、榛名高原(はるなこうげん)Haruna-Kogen

榛名山ロープウェイの榛名高原駅です。
榛名山ロープウェイは最近、新型搬器に交換した関係で駅舎も新しくなっています。
季節には結構観光客が乗るようです。

榛名高原駅のホームです。
榛名山ロープウェイは、普段交走式で運転していますが、
設備はあきらかに循環式運転を想定したもので、ループ構造になっています。

搬器です。搬器は同じタイプのものを2台ワンセットにしています。
客室内は引き出し式の椅子がありますが、普段は使えないようにしています。
そのため、全員座わることができません。
私の乗った搬器は「やまばと1号」でした。
「やまばと1号」は「やまばと2号」とセットになっています。
もう一つの搬器は「こまどり1号」と「こまどり2号」で、同じく2台ワンセットになっています。
私が来たときは混んでいたので、客室内はぎゅうぎゅう詰めでした。

搬器の走行写真から。2台ワンセット(2両連結)ですが、特に連結器はなく、
「ただ単に2台が並んでいる」と言った方が正解のような気がします。

さて、榛名高原駅を出発します。
4基ワンセットの1番支柱を過ぎると一気に高度が増します。
同ロープウェイは高速ゴンドラなので、ものすごくスピードが速いです。

駐車場が見えてきます。

2番支柱です。比較的1番支柱と2番支柱の間は短いです。

2番支柱〜3番支柱間。

下り搬器の「こまどり1号」、「こまどり2号」とすれちがいます。
高速なので、気付いたときにはかなり搬器が下へ行ってしまいました。

3番支柱です。3番支柱は下部が開いていて、若干高さが高いです。

3番支柱〜4番支柱間。写真右にちょこっと榛名湖が見えます。

5基ワンセットの4番支柱を過ぎると榛名富士山頂駅に到着します。
正味3分弱で、あっという間です。
もう少しゆっくり運転しても良いのでは?と思ってしまいます。
02、榛名富士山頂(はるなふじさんちょう)HarunaFuji-Sancho

榛名富士山頂駅に到着しました。この駅もループ構造になっています。

出発寸前のこまどり1号とこまどり2号。
停車中のときは、搬器下部にある軸棒をレールで挟んで動かないようにしています。
発車寸前にレールが開いて搬器が動けるようにします。

榛名富士山頂駅駅舎です。
こちらも新しいです。山頂駅は殺風景で風通しがよさそうです。

ダイヤです。
一応、1時間ヘッドの計6〜7便だけという超ローカルダイヤですが、
大体休日は臨時便を10〜20分毎に運行しています。
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