のびのび非電化新線・鹿島臨海鉄道11

15、鹿島サッカースタジアム(かしまさっかーすたじあむ)Kashima-SoccerStadium


終点の鹿島サッカースタジアム駅です。
サッカースタジアムができるまでは北鹿島駅という駅名でした。
一応JR鹿島線の駅ですが、JRの電車が来ないという変わった駅です。
鹿島臨海鉄道大洗鹿島線の終点ですが、サッカー試合日以外この駅には停車しません。
駅構内にはJRの電留線がありますが、最近あまり使用されていないようです。
もう紛らわしいので、
鹿島サッカースタジアム〜鹿島神宮間も鹿島臨海鉄道所属にしたほうが良さそうです。
なお、駅名板はJR標準のデザインです。


鹿島サッカースタジアム駅を出ると、
電化のJR鹿島線と非電化貨物専用線の鹿島臨海鉄道鹿島臨港線とが分岐します。
旅客気動車はJR鹿島線の方を行きます。
鹿島サッカースタジアム〜鹿島神宮間はJRを走るため、
運賃計算が鹿島臨海鉄道+JR(鹿島サッカースタジアム〜鹿島神宮間)の合算になり、
高くなっています。


やがて鹿島臨港線と別れます。
鹿島臨港線は今でこそ貨物専用線ですが、一部時期旅客列車も走っていました。
なお、鹿島臨港線神栖に旅客車両の車庫があるため、
旅客車両の回送列車も鹿島臨港線を走ります。


国道51号線の下をくぐります。


切通しになりトンネルに入ります。


JR鹿島線を走ります。
電化はされていますが、レールの枕木はPCでなく木になっています。
右手の丘陵は鹿島神宮の敷地です。


カーブを曲がりながら高架になります。

16、鹿島神宮(かしまじんぐう)Kashima-Jingu


JR鹿島線鹿島神宮駅です。JR鹿島線の中間駅ですが、
鹿島臨海鉄道の列車はこの駅どまりです。
高架上の島式2線の駅で、
写真左側の線が鹿島臨海鉄道、
右側の線がJR鹿島線の列車が主に使っています。
鹿嶋の中心地にありますが、
モータリゼーションが進んでいるのか駅自体の利用客はあまり多くありません。
鹿島神宮までは徒歩15分程度です。


鹿島神宮駅にて。キハ6000形気動車です。


鹿島神宮駅の時刻表です。
鹿島臨海鉄道の本数が1日24本なのは分かりますが、
JR鹿島線の本数が1日18本なのは少なすぎです。
しかも時間帯によっては全く来ないこともあります。
利用客数から考えてもオール30分毎にするべきだと思います。
この路線に限らず、
千葉県内のJR路線は(線路容量の関係か)利用客数に対して運転本数が少ない路線が多く、
かなり不便です。もう少し利用客数も考えたダイヤにしてもらいたいものです。
〜〜〜〜〜
そんなわけで鹿島臨海鉄道線とJRの連絡は悪い場合が多く、
かなり待たされることもあります。仮にここの駅の連絡がうまくいっても、
佐原駅でのJR成田線との連絡が悪い場合があります。
鹿嶋から東京までは高速バスの方が便利です。


鹿島神宮駅の駅名板です。JRの駅なので、JR標準の駅名板です。

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