ロングローカル線・秩父鉄道18

40、三ヶ尻(みかじり)Mikajiri


そして、JR上越新幹線の下をくぐると三ヶ尻貨物駅になります。
三ヶ尻駅の横は太平洋セメントの工場になっています。
電化されている区間は半分くらいで、
あと半分は電化されていない貨車留置線になっています。


三ヶ尻駅を出ると、田園地帯をひたすら走ります。


JR高崎線(写真左)と合流します。

41、熊谷貨物ターミナル(くまがやかもつたーみなる)Kumagaya-FreightTerminal


そして、熊谷貨物ターミナルに到着です。
熊谷貨物ターミナルは、
JR高崎線熊谷〜籠原間にある貨物ターミナルで、三ヶ尻貨物線の終点です。
高崎線の上下線が分かれたところの間にある箇所と、
上下線が再び一緒になり、路線の南側になる箇所の2箇所で構成されています。
最近はあまり貨物ターミナルとして機能していないようで、
電気機関車や貨車もまばらで寂しい感じです。
写真左端の高架線がJR高崎線の線路で、
白い柵から右側はJR貨物の熊谷貨物ターミナルです。
秩父鉄道の所属は、この間の数本の線路になります。
この写真の先で、JRと合流になり、秩父鉄道の区間は終わります。



次は三輪線です。


(影森駅方向撮影)
三輪線は影森駅を出ると勾配をのぼります。


(影森駅方向撮影)
道路沿いのカーブ区間です。

42、三輪(みのわ)Minowa


三輪鉱山は影森駅から分かれた三輪線の終点にある鉱山で、
そこに三輪貨物駅があります。ただし最近輸送量がかなり落ちているようです。
監視カメラがあるので、途中までの訪問で引き返した方が良いです。


こちらは廃止になった武甲線の廃線跡です。
レールは撤去されていますが、
秩父鉄道標準の古レール架線柱は残されています。



おまけ1、三峰口駅の車両公園

かつて、三峰口駅には秩父鉄道の車両公園がありました。
貴重な車両が多く展示されていたのですが、
展示品の老朽化による危険性と、
部品盗難による被害のため、
現在は無くなっています。


公園最初に展示されていたのは貨車群です。
ワキ824型貨車を先頭に5両展示されていました。
貨車の中に入ることが出来たのですが、夏場はものすごい蒸し風呂状態でした。


クハニ29形電車です。


クハニ29形電車の運転室。木造です!!
この電車の先頭は荷物室として使われていたようで、
客室とは仕切り扉で仕切られていました。


木造電車なので、コールタールの香りがプンプンしていました。
シートは現役時代のものから張り替えてしまった部分もありました。
(まあ、展示車両なので破れていたりして痛んでいたとは思いますが・・・。)


クハニ29形電車と一緒に連結されているのが、デハ107形電車です。


デハ107形電車の運転台です。
昔はマスコンもあったのですが、
観光客などに壊されたのか、晩年は喪失していました。


デキ1形電気機関車です。ボンネットスタイルが特徴です。
電気機関車は車両公園の一番端にありました。


運転台です。マスコンはレバー式になっていました。



おまけ2、平成初期の秩父鉄道


1990年当時の1000系電車です。
このころはまだ秩父鉄道に投入されたばかりでした。
塗装は旧秩父鉄道カラーで、全面に秩父鉄道の文字が入っているのが特徴でした。
なお、たまたま偶然なのかもしれませんが、
車両カラーの変遷が西武鉄道と一致しています。
(ベースがウォームグレー<秩父/茶、西武/赤>→黄色→青→緑系のグラデーション)


デハ600形電車です。(1990年撮影)
秩父鉄道自社発注車で、1000系電車が出る前は主力で活躍していました。


初代急行「秩父路」の車両、デハ300形電車です。
上のデハ600形電車と同じスタイルですが、ロングシートでなくクロスシートでした。
3両編成2本が在籍していたのですが、そのうち1本の中間1両はアルミ車でした。
写真は中間アルミ車でないほうの編成です。


写真は左から5000系電車(旧都営三田線6000系電車)、
1000系電車(旧国鉄101系電車)、3000系急行秩父路用電車(旧JR165系電車)です。


1000系電車の車内です。国鉄101系電車の時と殆ど変わっていませんでした。
シートのばねがいかれているところもあり、座るとすぼっと沈むところがありました。
客室の乗務員室よりにアコーディオンのカーテンが設置されていました。


一方こちらは5000系電車の車内です。
1000系電車より明るい感じで、ローカルな雰囲気はしません。


前まで東行田駅〜武州荒木駅間の見沼代用水の橋の南側の車窓をよく見ていると、
秩父鉄道で使われていた車両を見ることが出来ました。
これは元小田急の車両で、秩父鉄道では800形として走っていました。

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