ベースボールスタジアムへ、西武山口線2


山口線は5つトンネルがありますが、
このトンネルは西武鉄道で一番短いトンネルになっています。


トンネルの前後は切通しになっています。


西武ドームが近くに見えてきます。


相変わらずカーブを繰り返します。
山口線はゆっくり走るので、駅間距離が長く感じます。


西武ドームが間近になると下り勾配になり、多摩湖と分かれます。


勾配をくだりながらトンネルに入ります。


くだり勾配が続きます。
テニスコートの建物と練習用球場が見えます。


金網のアーチの中を行きます。
金網アーチが設置されているのは、
隣の練習用球場から来る球をよけるためです。
(現在は駐車場になっているので球は飛んできません。)
なお、写真左の建物は山口線の車庫です。
4両編成3本だけの所属なので、こじんまりしています。
通常、4両編成2本がここで休んでいますが、
増発時は3本フル稼働で運用されます。


練習用球場をぐるっと回るようにカーブを曲がります。
勾配をかなりくだって、
車庫引込み線より線路が低くなると前方に西武狭山線が見えてきます。


車庫引込み線と合流するとすぐ終点西武球場前駅です。

04(SY03)、西武球場前(せいぶきゅうじょうまえ)SeibuKyujo-mae


西武山口線は島式2線になっていますが、
普段は西武狭山線側の1線のみ(写真まっすぐの線路の方)を使用しています。
西武狭山線のホームは山口線より1段低い位置にあるので、
緩い坂道の連絡通路を100メートルほど歩く必要があります。


西武山口線の車両、8500系電車です。
最近インバータ装置や放送装置の更新をしました。
塗装はライオンズカラーで、4両編成です。
3本が在籍していますが、野球輸送のある多客時は、3本フル出場します。
そのため、車両検査などは、閑散期に行われます。
8500系の「85」は開通した1985年にちなんでいます。


車内です。多客時はかなり混雑し、狭苦しいですが、
普段は1両貸切状態になってしまうこともあります。
シートはなぜか深くかけられず、足元がせまっ苦しいです。
おそらく車端部の余計なでっぱりが車内を狭くしているのからだと思います。


運転席です。同線はワンマン運転ですが、自動運転はされていません。
運転士は運転するとき、紺色のカバーを開き、運転台を取り出して運転します。
埼玉新都市交通同様加速関与のみ運転士が操作して、停車はほぼ自動で止まります。

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