いざ、空港へ!東京モノレール1

東京モノレールはモノレール浜松町駅から、
羽田空港第2ターミナル駅までの17.8qを結んでいて、
関東では都営上野懸垂線についで2番目に古いモノレールです。
開業時から日立系が運営していて、
一時期は「日立運輸東京モノレール」という社名だったときもありました。
同モノレールは羽田空港(東京国際空港)へのアクセス鉄道として、
長い間順調に経営されていました。
しかし、平成10年、京急が羽田空港に進出すると、かげりが見え始めました。
平成14年にずっと親会社だった日立物流(元・日立運輸)は、
JR東日本に株式を譲渡し、
東京モノレールはJR東日本の子会社となりました。
JR東日本の子会社となってから、
スイカ(イコカ)を共通に使えるようにしたり、
ほぼ終日に渡り快速電車(その後・空港快速・区間快速)の運転を始めたりして、
京急に対抗するようになりました。
また、親会社のJR東日本も、
ホリデーパスなどの企画切符を東京モノレールでも使えるようにしたり、
JR京浜東北線の快速電車を浜松町駅に停車させたりして、
東京モノレールと連携しています。
東京モノレールの通常の最高運転速度は時速80kmで、
モノレールの中ではダントツスピードが速いです。



(地下駅の撮影はすべてノンフラッシュ撮影です。)

11(MO11)、羽田空港第2ターミナル(はねだくうこうだいにたーみなる)
HanedaAirport-Terminal 2


羽田空港第2旅客ターミナルビルの地下にある駅です。
第2旅客ターミナルビル完成に合わせて、
2代目/羽田空港駅(現・羽田空港第1ターミナル駅)から延長しました。
この駅は2面3線になっていますが、通常は西側の島式2線しか使っていません。
羽田空港第2ターミナル駅と羽田空港第1ターミナル駅は、
京急羽田空港第1・第2ターミナル駅を取り囲むようにしてあります。


中線は両側にホームがあります。
将来的には乗降分離出来るようになると思います。
ただ、東側の使われていないホームの幅は西側のホームの幅より狭いようです。


羽田空港第2ターミナル駅を出ると連続左カーブになり、
進行方向が180度変わります。

10(MO10)、羽田空港第1ターミナル(はねだくうこうだいいちたーみなる)
HanedaAirport-Terminal 1


平成5年、羽田空港新ターミナルビル完成時に延長開業して出来た駅です。
この駅には空港快速と区間快速が停車します。
平成16年には第2ターミナルビルが完成したため、それとの区別のため、
羽田空港駅から羽田空港第1ビル駅に駅名が変更されました。
(2020年に更に羽田空港第1ターミナル駅に改称)
ホームは島式2線になっています。
京急との乗り換えは、ショッピングモールを通って出来ます。
また、成田空港駅などのように乗り換えのために証明書を提示する必要もありません。


羽田空港第1ターミナル駅を出ると羽田空港の敷地下を走ります。

09(MO09)、新整備場(しんせいびじょう)Shin-Seibijo


カーブ上にある相対式の駅です。
整備場関係者以外は利用しないので、閑散としています。


新整備場駅を出てもしばらくは地下区間です。


やがて地上に出ます。


一気に高架にのぼります。


環八通り沿いを走ります。
ここら辺は新線区間で、
軌道は最新のものを導入しているので乗り心地が良いです。


羽田空港国際線ビル駅(現・羽田空港第3ターミナル駅)建設のため、
ここら辺は新線に切り替えられました。
たった17年の使用で線路切り替えとはもったいない気がします。


旧線路と分かれると右カーブになります。

いざ、空港へ!東京モノレール2

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