超高速新線・首都圏新都市鉄道1

首都圏新都市鉄道(愛称・つくばエクスプレス)は、
秋葉原駅からつくば駅までの58.3qを結んでいる路線です。
この線はもともと、
国鉄常磐線(現・JR常磐線)の混雑緩和の目的として計画された路線(仮称・常磐新線)です。
同様の目的で建設された埼京線と京葉線は国鉄時代に建設されたため、
そのままJRの路線になりましたが、
常磐新線はJR化後に建設されたため、
結局首都圏新都市鉄道の路線として開通しました。
計画では新幹線並みの規格にする予定でしたが、
環境問題等色々問題があり、通常の鉄道規格に落としました。
しかし、在来線に比べれば規格が高く、
全種別最高速度時速130qで運転しています(将来的には時速160q運転も可能)。
建設に際しては無利子貸付金で造っているため、
利息返済で経営難になっている東葉高速鉄道などと異なり、
安定経営になっています。
比較的安い運賃設定が好調で、利用客は増えつつあります。



(地下駅の撮影はすべてノンフラッシュ撮影です。)

01(TX01)、秋葉原(あきはばら)Akihabara


つくばエクスプレス(略称・TX)の秋葉原駅は、JR山手・京浜東北の秋葉原駅と、
東京メトロ日比谷線秋葉原駅に挟まれた地下にあります。
そのため、電気街やゲーム・アニメ街に行くにはちょっと歩きます。
秋葉原駅は地下深くあり、JRとの乗り換えは便利とは言えません。


秋葉原駅のホームです。
島式2線で、50KMを超える路線のターミナルにしてはシンプルですが、
将来東京駅に延長すると、この駅は中間駅になります。
なお、つくばエクスプレスのホームには全駅ホームゲートがあり、
転落防止に一躍買っています。


秋葉原駅のホーム壁には大きくTXのロゴがあります。


秋葉原駅の車止め側です。コンクリート壁に遮られていて、
東京駅延長は当面先になりそうです。


秋葉原駅を出発します。
最初は開削工法のトンネルですが、シーサスを過ぎると、
シールド工法のトンネルになります。
なお、線路にはバラストは敷いてなく、架線は剛体架線になっています。

02(TX02)、新御徒町(しんおかちまち)Shin-Okachimachi


島式2線になっています。
都営大江戸線の乗り換え客があるため、
全種別停車します。
都営大江戸線はつくばエクスプレスの上を走っていて、
ホームにいると都営大江戸線車両の走行音が聞こえます。
駅前には首都圏新都市鉄道の本社があります。


新御徒町駅の駅名板です。
つくばエクスプレスは全駅このデザインです。
つくばエクスプレスは各駅に駅番号がふってあって、
駅名板にも駅番号を入れてあります。


新御徒町駅の壁には家紋がいくつか貼ってあります。
近くにある東京メトロ銀座線の田原町駅にも家紋が貼ってあるのですが、
何の意味があるのでしょうか。
なお、写真の家紋は松前伊豆守のものだそうです。


新御徒町駅を出ます。
やはり駅部分が開削工法で、中間はシールド工法です。

超高速新線・首都圏新都市鉄道2

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