
東京散策・東京メトロ千代田線6
19(C19)、綾瀬(あやせ)Ayase

2面3線の駅です。中線は専ら折り返し専用になっています。
昔、この駅は国鉄の駅だったのですが、
千代田線が開通してから営団地下鉄の駅になりました。
これは東京メトロになった現在も変わりません。
ただ、なんでも東京メトロにしてしまうと不都合があるため、
綾瀬駅はJRの長距離切符が買えるなどの例外があります。
なお、時刻表などではこの駅はJRの駅扱いになっています。
隣にJR常磐快速線が通っているのですが、駅がありません。
丁度東京メトロとJRの境の駅なので、
快速線にもホームを造れば便利なのですが、
土地がないため造る事ができません。
なお、北千住駅止まりの特急ロマンスカーはここまで回送されるのですが、
綾瀬駅では客扱いをしません。
折角ここまで回送するのなら客扱いをした方が
常磐緩行線利用客にとって便利だと思うのですが。

なお、千代田線はこの駅でそのままJR常磐緩行線に乗り入れとなるのですが、
亀有駅よりにもう一つホームがあります。
短いこのホームは0番線で、
綾瀬〜北綾瀬間の支線用ホームになっています。

綾瀬駅を出ます。
千代田線にそのまま繋がっているJR常磐緩行線の下り線が高い高架になります。

急カーブを曲がり、JR常磐緩行線の下り線の下をくぐります。

3線の状態でカーブを曲がりますが、
一番左の線は引き上げ線です。

カーブが終わります。
一番左の線が合流します。

やっと直線になりますが、さほどスピードは上がりません。

住宅地を高架で行きます。

カーブを曲がります。

高架が続きます。

周辺はマンションが多いです。

AB線それぞれの渡り線を通ると、北綾瀬駅です。
なお、北綾瀬駅は片側しかホームが無いため、
営業列車は実質ここで単線扱いになります。
20(C20)、北綾瀬(きたあやせ)Kita-Ayase

片面1線の高架駅です。
丁度環七通りと交差する地点に駅があります。
元々、綾瀬〜北綾瀬間は、
綾瀬検車区の回送線のためだけに建設した区間なのですが、
鉄道空白地帯なので、旅客営業も行うようになりました。
ただ、大きく乗客は見込めないため、
本線使用の10両編成の運転は見送られ、
当面は3両編成のワンマン列車の折り返しになりました。
しかし、北綾瀬駅周辺の発展と再開発で利用客が増えたため、
3両編成の他、本線直通の10両編成も運転されることになり、
ホームを10両編成対応にしました。
それと同時に環七通りの北側にも出入り口を設置したため、
北綾瀬駅北側の利用客は交通量の多い環七通りを渡る必要が無くなり、
便利になりました。

3両編成ホーム時代の北綾瀬駅です。
しょうぶ沼公園北側から環七通りの南側までしかホームがありませんでした。
現在はしょうぶ沼公園南側までホームが延長されています。

北綾瀬駅を出ると下り勾配になり、
東京メトロ綾瀬検車区と工場になります。
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