帝都高速度交通・東京メトロ丸ノ内線4

11(M11)、四谷三丁目(よつやさんちょうめ)Yotsuya-Sanchome


相対式2線の駅です。
○○丁目と言う駅は丸ノ内線に3駅あるのですが、
何れも「三丁目」です。
四谷三丁目駅は行政地名に合わせているので、
「四」と「谷」の間に「ツ」は入っていません。


四谷三丁目駅を出ます。


明かり区間になるとすぐ四ッ谷駅です。

12(M12)、四ツ谷(よつや)Yotsuya


相対式2線の駅です。
地下にある南北線とは改札内で乗り換え出来ます。
また、JRとの乗り換えもすぐに出来ます。
駅の東側に上智大学、南側に迎賓館があります。
最近まで赤坂見附駅寄りはホーム屋根が無く、
東京の地下鉄で唯一雨の日に傘がいる駅になっていました。
現在はすべて屋根に覆われているので、その心配はいりません。


ホーム下ではJR中央・総武線が交差しています。
そのうち、総武各駅停車線の三鷹駅方面行きの線は、
他の3線よりやや赤坂見附駅よりで交差しています。


上の写真の15年程前の写真です。
この当時はここの部分にホーム屋根がありませんでした。


四ツ谷駅を出て外堀跡にある上智大学グランドを左手に見ると、
すぐ地下に入ります。

13(M13)、赤坂見附(あかさかみつけ)Akasaka-Mitsuke


赤坂見附駅は2層式になっていて、
地下2階が池袋駅方面、地下1階が荻窪駅方面になっています。


ホーム真ん中から国会議事堂前駅よりは、
隣に浅草駅行き銀座線ホームがあるため、
乗り換えは便利です。
このような便利な構造になっているのは、
東京高速鉄道が将来的に新宿駅方面へ支線を造る予定だったからです。
丸ノ内線はこの支線用のホームをそのまま使いました。
なお、有楽町線が開通した時、
赤坂見附駅と永田町駅は別の駅だったのですが、
半蔵門線が開通して両駅が結ばれたため乗換駅になっています。
ただ、乗り換えには相当時間がかかります。


(四ッ谷駅方向撮影)
こちらは荻窪駅方面ホームです。
隣には渋谷駅行き銀座線ホームがあり、
乗り換えはやはり便利です。


赤坂見附駅を出ると銀座線との渡り線があります。
銀座線の車両は丸ノ内線に入れますが、
丸ノ内線の車両が銀座線に入ることは出来ません。
丸ノ内線の車両は銀座線の車両より大きいからです。

14(M14)、国会議事堂前(こっかいぎじどうまえ)KokkaiGijido-mae


相対式2線の駅です。
丸ノ内線の国会議事堂前駅は国会議事堂の敷地の下にあります。
駅名の通り国会議事堂と首相官邸はすぐ近くにあります。
溜池山王駅と連絡していますが、
丸ノ内線と銀座線の乗り換えはかなり歩くことになるため、
乗り換え案内はしていません。
銀座線との乗り換えは手前の赤坂見附駅の方が便利です。


(赤坂見附駅方向撮影)
国会議事堂前駅の赤坂見附駅側はルーフシールド工法になっています。
短い区間ですが、東京の地下鉄でははじめてシールド工法が使われました。
永田町周辺はどの路線もシールド工法になっていて、
「お偉い議員さんのいらっしゃるところはシールド工法で頑丈に造る。」
・・・のが常識らしいです。


国会議事堂の庭園の下を走ります。

帝都高速度交通・東京メトロ丸ノ内線5

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