
帝都高速度交通・東京メトロ丸ノ内線2
05(M05)、新中野(しんなかの)Shin-Nakano

相対式2線になっています。
荻窪駅方面ホームは荻窪駅方向にホームがのびています。
駅前にある中野通りを北上するとJR中野駅です。

新中野駅を発車すると、
A線B線それぞれの通路の横を通ります。
01B(Mb03)、方南町(ほうなんちょう)Honancho

方南町支線の方南町駅は島式2線です。
駅番号は起点駅なのにMb03になっていますが、
これはこの先延長するためではなく、
中野坂上駅で本線のM06番と合わせるためです。
かつては丸ノ内線唯一の3両編成しか停車できない駅だったのですが、
方南町支線の6両編成運転化に合わせて、
6両編成対応ホームに改良されました。
方南町駅は近くに他の駅が無いため、
比較的利用客が多い駅です。
なお、余談ですが、本線と方南町支線とではホームゲートの配色が異なります。

方南町駅に停車している2000系電車です。
線路の部分だけ天井が高いことが分かります。
出入り口は車止め方向と、中野富士見町駅方向の2ヶ所あり、
車止め方向の出口を出るとすぐ環七通りです。

防煙対策工事、6両対応化工事をする前の方南町駅です。
昔の「営団」の雰囲気が色濃く残っていました。
駅は全体的に高天井になっていました。
この高天井方式は東西線の初期開業区間まであちこちの駅に採用されましたが、
駅冷房を設置した関係で、殆どの駅で天井が下がってしまいました。

防煙対策工事、6両対応化工事前の車止めです。
今よりも中野富士見町駅よりにあります。
現在はもっと西寄りに延長されているため、
写真右に見える改札口も更に西に後退しています。

方南町駅を出るとすぐシーサスポイントです。
神田川の下を通り、
中野検車区の下を走ります。
02B(Mb04)、中野富士見町(なかのふじみちょう)Nakano-Fujimicho

相対式2線の駅です。
朝夕、晩にこの駅始発終着電車の設定が多数あります。
地下で分かりにくいですが、
神田川に沿ってホームがあります。

リニューアル工事前の中野富士見町駅です。
中野富士見町駅は比較的最近までリニューアルせずに残っていました。
ホームの壁や天井には電線管などが露出しており、
古き良き地下鉄の雰囲気が出ていました。

(方南町駅方向撮影)
中野富士見町駅の方南町駅よりには中野検車区の出入線があります。
そのため、中野富士見町駅から外の光を見ることが出来ます。

中野検車区は地上にあり、
車両留置線の他、中野工場もあります。
中野工場は丸ノ内線の他、
沿線に工場を持っていない銀座線も担当しています。

中野富士見町駅を出ます。
03B(Mb05)、中野新橋(なかのしんばし)Nakano-Shimbashi

相対式2線の駅です。
ホーム壁に斜めのラインが入っているので、
錯覚で空間が歪んで見えます。
東京メトロには「新橋駅」があるので、こちらは駅名に「中野」を付けています。
駅の出口を出ると神田川にかかる「新橋」があります。
中野新橋駅のホームはカーブを描いています。
このカーブは駅上にあるため、半径の短いカーブには出来ません。
そのため、交差点(弥生町二丁目)経由の道路下を通らず、
交差点の内側の民有地下を通っています。
その関係で、地上は一般の住宅地になっています。
この方式は本郷三丁目駅も同様です。
本来、こういった場合はシールド工法になるのですが、
当時はシールド工法技術が発達していなかったので、
開削工法で造られました。
(開通直後の空中写真を見ると、開削工法のため、
地上にある住宅が一時的に立ち退いている痕跡が見られます。)

リニューアル工事前の中野新橋駅です。
こちらもリニューアル工事前の中野富士見町駅同様、
電線管が露出しており、古い雰囲気が漂っていました。
(ただ、中野富士見町駅よりさっぱりした感じでした。)
この当時のAB線間の柱は鉄板で補強されていたのですが、
現在はコンクリートで補強されています。

中野新橋駅を出てもカーブが続きます。
やがて直線になり、青梅街道に突き当たる前で右カーブになります。
そして、A線と交差して分岐器を通り、中野坂上駅に入ります。
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