大特集・相模川水系の水力発電所9

TAKE15、神奈川県営・津久井
最大出力25,000kW/昭和18年完成


津久井発電所の水を取水している沼本ダムです。
相模ダムと津久井ダムの間にあります。


注目は、沼本ダムではなく・・・、
そこから出ている・・・いや、出ていた送電鉄塔です。


送電線は撤去されてありませんが、
鉄塔だけ残されています。
形から見るとかなり古いものだと想像されます。


鉄塔は結構残されています。
どこまで繋がっていたのでしょうか?


一方、こちらが津久井発電所全景です。
上の調整池から下の相模川までの落差を利用して発電しています。
発電所の変電所はこの下にあります。


津久井発電所からは2回線の送電線が出ています。


送電線はこの門型送電線柱に合流します。
東西に2回線の送電線が2路線通っていて、
双方に合流しているため、合流点が複雑になっています。


津久井発電所の前には、
神奈川発電管理事務所の建物があります。

TAKE16、神奈川県営・愛川第1
最大出力24,200kW/平成9年完成


愛川第1発電所は宮ヶ瀬ダムの真下にあります。


発電所の建物です。
平成9年に出来た新しい発電所なので建物も新しいです。


変電所部分は狭く、変圧器1台とキュービクル式ガス絶縁開閉装置があるだけです。


独特な鋼管送電線柱から1回線の送電線が出ています。

大特集・相模川水系の水力発電所10

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