
大特集・片品川水系の水力発電所6
TAKE12、群馬県営・利南
最大出力5,300kW/昭和39年完成

利南発電所は白沢発電所(群馬県営)と同時期に出来た群馬県営の発電所です。

利南発電所すぐ横に平出ダムがあります。
このダムの落差を利用して発電しています。

発電所にはコンクリート製の小さな建物と小屋しかありません。
変電所部分の変圧器は一般的な灰色や白ではなく水色になっています。

変電所部分から1回線の送電線が分岐しています。
TAKE13、東京電力・上久屋
最大出力19,000kW/大正14年完成

上久屋発電所は片品川の下流域にあります。

発電所の建物です。
特徴は3階の窓の形です。

発電所の建物から変電所に送電線が引き込まれています。

変電所部分です。比較的規模が大きいです。
変圧器が見当たらないのですが、
NR中性点接地抵抗装置があるので、
崖下に隠れて見えないだけだと思います。
2方向に2回線の送電線が分岐しています。

周囲は整備されています。
「上部電線に注意」の三角旗が風にたなびいています。
TAKE14、東京電力・伏田
最大出力13,000kW/昭和元年完成

伏田発電所は片品川の発電所で一番下流にあります。
取水を片品川で行っているので、片品川系の発電所ですが、
手前の川は利根川です。

導水管は2本です。上には調整池があります。

変電所部分です。
鉄柱の組み方が古く、結構昔のものだと分かります。
2回線送電線が分岐しています。

伏田発電所横で滝のように余水路の水が流れ出ています。
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