大特集・片品川水系の水力発電所4



TAKE8、東京電力・千鳥
最大出力2,200kW/昭和2年完成


千鳥発電所は先の幡谷発電所とともに造られた、
双子発電所です。
建設当初は馬車で資材を運んでいたそうです。


発電所の建物は少し奥まったところにあります。


導水管です。
出力の小さい発電所なので、導水管は細めです。
導水管周囲は広場になっています。


残念ながら変電所部分は見えません。
しかし、幡谷発電所への発電所間送電線が分岐しているのが分かります。
この発電所間送電線の耐張碍子は2連で、
鉄塔にも特徴があります。

TAKE9、東京電力・根利川
最大出力1,000kW/大正7年完成


根利川発電所は、
片品川の支流、根利川沿いにあります。
小さな発電所ですが、歴史は古いです。


発電所の建物は波形スレートの小さな建物があるだけです。
昔はもっと下流にこの発電所があったのですが、
薗原ダム建設のため、上流に移設されました。


変電所部分。と言うか変電設備と言うべきでしょうか・・・。
分岐している送電線はなく、配電線にそのまま繋がっています。


導水管は出力の小さい発電所の割には太いです。

大特集・片品川水系の水力発電所5

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