大特集・芝川水系の水力発電所11

TAKE21、王子特殊紙・芝川
最大出力1,500kW/昭和39年完成


富士川横にある変電所です。何にも変哲のない変電所ですが・・・、


変電所裏からおかしな送電線が分岐しています。


一応2回線になっています。


引き通し碍子は、中実碍子のようです。
王子特殊紙の工場沿いを進みます。


この送電線柱は1線分右によっています。
送電線柱下の建物の関係だと思われます。


やがて王子特殊紙工場敷地内で地中に潜ってしまいます。


王子特殊紙の工場の敷地には変圧器がいくつか置いてありました。


王子特殊紙工場にも自前の発電所があります。
導水管上にある、王子特殊紙のロゴマークと、
赤レンガの壁が特徴的です。


導水管はJR身延線の線路と道路の下をくぐり、
王子特殊紙の工場内へ入ります。
余談ですが、紙を作るのには多大な電気が必要です。
電力会社の電気の購入だけだとコストがかかるので、
自前の発電所を持っている製紙工場がいくつかあります。



長くなりましたが、これにて富士川水系芝川の発電所特集は終わります。
面白い装柱がかなりあったと思います。
興味のある方はぜひ行ってみて下さい。
ただ、東京からのお車の場合は、
1泊2日でめぐった方が余裕があるかもしれません。
私は1日で全部まわったのですが、
日が長いとは言え、かなりハードスケジュールになってしまい、
ゆっくり巡れませんでした。

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