
大特集・里川水系の水力発電所2
TAKE3、東京発電・賀美
最大出力510kW/大正8年完成

賀美発電所は小里川発電所からだいぶ下流に行った所にある発電所です。

導水管と発電所建物です。
徳田発電所とともに木造で、こちらも古いです。
この発電所も有形文化財に指定されています。
なお、導水管は細いです。

建物下では導水管からの水と、余水路からの水とが合流しています。

賀美発電所からは1回線の送電線が出ています。
送電線が出ている部分は新しくなっています。

1回線送電線はすぐに先ほどの大子線と合流します。
TAKE4、東京発電・里川
最大出力700kW/大正12年完成

次は里川発電所です。目立たない所にあります。

ここも建物が古く歴史があります。
ただ、木造ではなくコンクリート製です。

導水管の角度はかなり緩やかで、農道に沿ってあります。

やはりここも1回線分の送電線が出ています。

1回線の送電線は導水管に沿って続いていますが、
すぐ大子線と合流します。
TAKE5、東京発電・中里
最大出力700kW/明治41年完成

東京発電中里発電所は、
里川の発電所の中で最も下流にあります。
明治41年完成と言う歴史の古い発電所です。

中里発電所の建物と導水管です。
導水管は細く、建物はこじんまりとしています。
90年前に設置した発電機を使い続けたと言う凄い発電所ですが、
平成21年7月で新しい発電機にとうとう交換と言うことになりました。

この発電所も1回線の送電線が出ています。

中里発電所から出た1回線送電線は、
すぐに大子線と合流します。
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