電線・用水ファン必見!秘境橘6
(日本カーリット工場周辺編)


怪しげな送電線はこの鉄塔で終わり、
地下に潜ります。


隣には変電所があります。架空地線の一部は上の送電鉄塔に繋がっています。


変電所横には送水管があり、
工場水利使用標識がありました。利根川の水を工場用水に使っているようです。
なお、日本カーリットは電力関係の工場でなく、爆薬関係の工場のようです。


変電所からはシンプルな1回線送電線が出ています。
この写真を見ると、この送電線はジグザグに進んでいることがわかります。


上の写真の次の送電鉄塔は2回線用になっていますが、
方向的に2回線化はできません。


次も2回線鉄塔です。こちらはかなり背が高いです。
碍子は(右1:2:0)で配置されています。
この先、佐久発電所の方向に行きます。




日本カーリット工場内の配電線を垣間見ます。
工場内の配電線は木柱が多いようです。
ここは、高圧線の腕金が短く特徴があります。


東電の配電線からの引き込み部分です。
電線がごちゃごちゃ絡んでいます。


ここもごちゃごちゃしています。


ここも木柱です。素朴な感じがします。


工場の屋根からちょこんと顔を出す配電線柱。
下に高圧線を引き込んでいますが、工場内なので見えません。



おまけ


日本カーリット工場横の電気工事会社の事務所フェンスには、
旧東京電力マスコットの「ぴかちゃん」の”あぶない!!”看板がありました。
東電マスコットが「ぴかちゃん」から「でんこちゃん」に変更されてから、
”あぶない!!”看板は「おうむ」に変更されていったので、今では殆ど見られません。
それにしても”あぶない!!”看板はなんで「でんこちゃん」でなく「おうむ」なのでしょうか?
トロンとした新米主婦キャラでは注意を促す迫力がないからでしょうか??



最後に

これにて白岩から始まり、小倉沢、山崎宮、清滝、足尾、
葛生、広瀬、橘と連載してきました「電線秘境シリーズ」は、完結になります。
今までこのシリーズをご覧いただきありがとうございました。

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