電線・砕石ファン必見!秘境葛生2

山奥の廃採石場には、廃墟配電線があります。
耐張碍子を出た電線は、プッツリ切れています。

この廃墟配電線には、木柱があります。
耐張碍子は手前と右行きと形状が異なり、
碍子配置も塩害地区でもないのに、逆配置です。

途中から3回線になります。
上の一回線は中実碍子ですが、
下の2回線はピン碍子です。
腕金の向きは微妙にちぐはぐしています。
山奥なのに街灯付です。

廃砕石場倉庫脇には変圧器がごろんと捨ててありました。

写真写りが悪いのですが、坑道が奥にありました。
廃採石場なので、大丈夫だろうと、近づいて坑道の中を見たらいきなりっ!!
ミョンミョンミョンミョン・・・と警報機がいきなりなってビビリました。
廃採石場ではなかったのですね・・・。
幸い係員は来なかったので、助かりました。
このサイトを見ているお客さまがこういうところに行くときは、
気をつけたほうが良いです。

さて、廃採石場(と思っていたところ)を後にし、再び山を下ります。
途中、採石場独特の建物がありました。
柱はガタガタで崩れ落ちそうです。
あたりは石灰で真っ白で、ほこりすごいです。

砕石の坂(?)です。砕石した石を山の斜面に山積みしています。
手前の電話線には、砕石に埋もれないよう、目印の旗がつけてあります。

ベルトコンベアから泥がジャーと出ています。まさに泥の川です。

東電の系統変更部分の配電線柱です。
ちょっと一般のと異なっていて、違和感を感じます。
二本の柱の間に、2回線全部の配電線を支持させている関係でしょうか。

砕石置き場の配電線柱(写真奥、手前は東電のものです)。
さらに奥には多回線の配電線もあります。

多回線配電線柱は、にぎやかです。
片寄り型なのが面白いです。

配電線の末端部は、トタン小屋の中に引き込まれています。
とくに開閉器などはなく、そのまま電線を引き込んでいます。
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