
東電配電線柱写真集G3

D+D腕金に更に腕金を継ぎ足して電線を支持しています。
左側の配電線は道路の上を通っていて、
この位置に電柱が建てられないため、こんな装柱にしています。

何のためにあるか分からないF型腕金です。
かつて、この配電線柱は引き通しで、
このF型腕金で電線を支持していました。
しかし最近、この配電線柱で引き留めになったため、
新たに取り付けたD型腕金の耐張碍子で支持するように変えました。
近い将来、この配電線は地中化する予定なので、
その時まとめて撤去するため、F型腕金を態と残しているのだと思います。

普通の2回線装柱ですが、
ある程度見慣れると、この配電線柱は古いことが分かります。

東西方向、南北方向の配電線が何も無いかのようにスルーしている配電線です。
普通、こういう交差地点はジャンパー線でお互い接続するのですが、
南北方向の配電線(写真上の太い方)は最近新設したものなので、
まだ電気が流れていない可能性があります。
南北方向の配電線が稼動し次第、
東西方向の配電線を引き留めて、ジャンパー線で接続するかと思います。

動力線の腕金が引込線の張力で傾いてしまっています。

上の高圧線と下の動力線の腕金が金具で結ばれています。
動力線の腕金の傾き防止のためかと思います。

3回線の配電線です。
一番下の回線のCVTケーブルの分岐管が邪魔した関係か、
真ん中の回線は前に張り出しています。

同じく3回線の配電線です。
3回線とも槍出しですが、
腕金の種類はバラバラになっています。
昔は一番上の回線の腕金も、真ん中の回線の腕金と同じものだったと推測出来ます。

こちらも3回線の配電線です。
高圧線の引き下げと変圧器への引き下げがあるので、
やや騒々しい装柱になっています。

3回線の配電線のうち、
真ん中の回線はCVTケーブルから通常の架空線に切り替わっています。
ケーブルヘッドは新F型腕金下部に腕金を継ぎ足して支持しています。
一番上の回線は結構古い腕金で支持していて、
昔はこの1回線だけの配電線柱だったと思われます。

槍出しタイプで三相3線から単相2線に切り替わるのは、
東電管内では珍しい装柱です。

単相交流2線支持にしては、
D+D型腕金を贅沢に使っています。
F型、新F型だと若干届かない位置にあるため、
仕方なくこの腕金を使っているようです。

高圧線が終わっても1スパンだけ低圧線が続いています。
低圧線のみの電柱は細く、パンザーマストで継ぎ足されています。
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