
多摩変電所と昭島変電所3

東大和線1号鉄塔です。
南狭山変電所から繋がっています。
鉄塔番号が多摩変電所からふられているのですが、
南狭山変電所では二次側から出ているので、
番号と電気の流れが逆になっています。

東大和線2号鉄塔で、
所沢線を下に挟みます。
電気の流れは上の東大和線と反対です。
東大和線の鉄塔番号が逆にふられているのは、
下の所沢線の方が古い送電路線だからだと思われます。

所沢線はガス絶縁開閉装置を通らず、
変電所から直接分岐しています。

所沢線は奥の変圧器から断路器、遮断器を通り、
分岐しています。

ここら辺も工事していて、
今後大きく変わる可能性があります。

東大和線の下の所沢線は新所沢(所沢市北岩岡)にある所沢変電所に向かっています。
所沢変電所が新所沢にあり、
新所沢変電所が鶴ヶ島にあるというややこしい状態になっています。
なお、新所沢変電所は超高圧変電所ですが、
元祖(?)所沢変電所はただの配電用変電所です。

変電所の北側です。
地中になっていてよく分かりませんが、
村山線や小平線を分岐していると思われます。

変電所北側では只見幹線のコンデンサなどが見られます。
〜コラム「送電線の電磁波」〜

最近、送電線の電磁波について色々言われていますが、
送電線の電磁波が本当に健康に影響を及ぼすのかどうかは科学的に証明されていません。
研究調査も信憑性が無く、
「本当は送電線建設反対運動」の材料として
根拠のないデータをあげているだけかもしれません。
(都市伝説の域です。)
そもそも電磁波は送電線に限らず、
テレビやパソコン、携帯電話などの電気製品や太陽光、雷雲からでも発しているわけで、
誰でも電磁波を浴びていることになります。
と、言うことは、もし電磁波(微量の電磁波の慢性的照射)が健康に被害を与えるならば、
送電線のありなしに関係なく、誰でもガンや白血病になる可能性があるということです。
・・・とは言え、「電磁波過敏症」と言う電磁波を極度に意識することから来る、
ストレス性アレルギー症はあります。
(ただ、電磁波過敏症は電磁波が影響しているのではなく、
「電磁波を浴びているかもしれない」と言う恐怖感から来る鬱病の一種です。)
電磁波過敏症になるとガンや白血病はともかく、
頭痛や鬱、吐き気や息切れなどの症状が出てきます。
電力会社側ももっとよく電磁波について詳しく説明するべきだと思います。
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