多摩変電所と昭島変電所1
多摩変電所は東京都小平市にあります。
昔は青梅橋変電所と言っていましたが、
野火止用水にかかってた青梅橋が無くなった関係か、
多摩変電所に名称変更しました。
ただ、看板は「多摩変電所」「青梅橋変電所」の両方が出ています。
一方、昭島変電所は東京都昭島市にある、比較的新しい変電所です。
この両変電所も東京都心部から近く、
最寄り駅からも近いので、多くの送電ファンが訪れる名所です。
多摩変電所は西武拝島線東大和市駅、
昭島変電所はJR青梅線東中神駅から徒歩10分程度です。
〜お詫び〜
両変電所周辺は地中化された場所が多く、
一部不明とした記述がありますが、ご勘弁願います。
多摩変電所は東京都の多摩地区にとって重要な変電所です。
多摩変電所は北東方向から時計回りに見てみたいと思います。
まず、北東方向から来る送電線は、
電源開発(Jパワー)の西南狭山線(只見幹線)です。
この変電所の電気は殆どこの西南狭山線から供給しています。
西南狭山線(只見幹線)はW字を描きながら多摩変電所に入ります。
西南狭山線(只見幹線)の引き込み側です。
計器用変成器が見えます。
西南多摩線(只見幹線)の引き出し側です。
電源開発の路線はどの変電所も碍子が茶色になっています。
多摩変電所で電気を供給したあとは、
電源開発西東京変電所(町田)に向かいます。
多摩変電所以南も西南多摩線(只見幹線)は複導体です。
只見幹線の引込、引出部手前には小規模な変電設備があります。
1回線の電線が変圧器に引き込まれています。
只見幹線から供給した電気は断路器、ガス遮断器を通り、
変圧器に向かいます。
変圧器は防音壁に囲まれていて全く見えません。
多摩変電所のマイクロ波アンテナです。
変電所中央部にあります。
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