港北変電所と京浜変電所16


変電所の北西側から来る送電線があります。
これは南武変電所からの南武線と南崎線です。
上の回線が南武線で下の回線が南崎線です。
双方は電圧が異なるので、懸垂碍子の個数も異なっています。


川崎変電所接続手前の南武線1号鉄塔です。
下の南崎線はドナウ配列になっています。
写真右隣の鉄塔は島崎線です。


で、下の南崎線は川崎変電所の鉄構に直接引き込んでなく、
道路を挟んである、南崎線特1号門型鉄塔で地中に引き込んでいます。


南武線は南崎線引き下げの後の鉄構から出ています。


南武線の引き上げ部です。
使われていない避雷器だけの鉄構の北側で接続されています。


後は断路器と遮断器です。
南武線は2回線とも断路器が開放されていました。
休止中なのか工事中なのか・・・。


変電所北側に受水槽があります。


変圧器は南北に縦列して並んでいます。
変圧器の形状がマチマチなのですが、
写真右側の変圧器はかなり特徴的な形をしています。
この変圧器は上にブッシングを付ける場所があるのですが、
地中から引き込んでいる関係かブッシングは付けていません。
変圧器の後に2次側の鉄構があり、
市場線と東川崎線が出ています。


避雷器だけある鉄構部分下は何もありませんが、
かつて遮断器や断路器があったと思われる土台が残っています。


更に奥の方を見てみます。
変圧器は本当に統一感がありません。
変圧器の前に大きなガス遮断器があります。


変電所の一番南側です。
分かりにくいですが、写真下に訓練用の小さい鉄塔があります。

港北変電所と京浜変電所17

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