港北変電所と京浜変電所2


縦母線と横母線が複雑に接続しています。


母線は整理され、遮断器、断路器を通ります。
この後変圧器になるのですが、
南側の2回線(写真手前)だけは(送電線の)南武線の引き込みになっています。


写真左手前の機器は南武線引き込み部の計器用変成器です。
碍子部分がダークブラウンになっていて、特徴があります。


南武線は川崎変電所と南武変電所を結んでいる送電線です。
両変電所を結ぶ送電線は他に南崎線(後述)があるのですが、
南武線は1次側、南崎線は2次側に接続されているので、
電圧が異なっています。


そして、変圧器になるのですが、
住宅地内の変電所のため防音壁で囲まれており、
見る事が出来ません。
ただ、変圧器上の中性点接地線用の鉄構が目立つので、
この下に変圧器があることが容易に想像できます。


変電所の北側から見ると、辛うじて変圧器上部のコンサベータとブッシングが見えます。


変圧器と2次側鉄構の間にコンデンサと直列リアクトルがあります。
コンデンサは上にカバーがあるタイプと無いタイプの2種類あります。


2次側です。
2次側に入る手前で地中から送電線を引き上げています。
これも路線名は分かりません。
後ろにある装置は分路リアクトルかと思われます。


遮断器を通り、断路器になります。


2次側の断路器です。碍子は1連のみです。
手前の断路器の架台だけ塗装がされていません。
この架台だけ比較的新しいのかもしれません。


2次側南東で南崎線が出ています。


南崎線特8号鉄塔です。
この後すぐ南武線鉄塔の下に入るので、
架空地線はありません。

港北変電所と京浜変電所3

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