身近な電線から

身近な電線ネタからちょっとしたことが分かります。




送電線の注意看板です。
クレーンを使う場合は送電線から4メートル離して欲しい事が書かれています。
電気設備技術基準によると、
「35000ボルト以下は3メートル、
35000ボルト以上は10000ボルトごとに15センチメートル離隔距離を増やすこと」
と規定されています。
そこから計算すれば、3メートル47センチメートルと言う事になるのですが、
そんな細かく書いても意味が無いので、切り上げて4メートルにしています。


東京電力系のテプコケーブルテレビのPS1拠点装柱です。
配電線から低圧線を引き込んで、CATV線に電気を供給しています。
下にはその電源供給器があります。
それとともに上部には増幅器が設置されています。


こちらもケーブルテレビの電源供給器です。
「Alpha」と言うロゴがあったので製造メーカーを探したのですが、
なかなか見つかりませんでした。
それもその筈で、このメーカーは日本でなくアメリカのメーカーだったからです。
上の二つの箱を開けるとバッテリーなどが入っているらしいです。
下は電気メーターです。


先の写真の電源供給器からの線は、CATV本線に繋がっています。


工場の変電設備です。
中の様子は分かりませんが、注水注意の表示があり、
それに平行して、
スパイラルハンガーで巻かれたケーブルと電線管が通っています。


とある作業場です。
ブレーカーの下にコンセントや引き出しケーブルなどやたらごちゃごちゃ配線されています。
ブレーカー以外にもスイッチが回路の中にいくつか差し込まれています。
細かく電気回路を切ったり入れたりして効率よく使っているようです。


工場の引込線です。
開閉器はダミーで、電線は切れています。
昔は高圧線を引き込んでいたのですが、
電力使用が減ったので、低圧線引き込みに切り替えたのだと思います。


先の写真を下から見たものです。
低圧線は引き込みヒューズの挿入のためバラけたあと、
再びまとまって下に引き下げています。
使われていない高圧線の開閉器二次側の電線は切れてなく、
中実碍子を通して下に引き下げています。


今は低圧線なので、普通に電気メーターがあります。
左の電気メーターは富士電機システムズ製で、200ボルト動力線用、
右の電気メーターは三菱電機製で、100ボルト電灯線用です。

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