JR武蔵境変電所3


JR武蔵境・八王子線は地中から出ています。
1号鉄塔はマヨネーズ色の個性的な鋼管鉄塔です。
各々のアームにはブロッキングコイルを挟んでいます。


JR武蔵境・八王子線は、2号鉄塔付近で東電の中富線の下を交差します。


JR武蔵境・八王子線は6万6千ボルトで、
JR前久保・武蔵境線やJR武蔵境・新鶴見線より電圧が低いです。
同送電線は南側を迂回しながらJR八王子変電所に向かっています。


あともう一路線、地中から出ています。


JR武蔵境・戸田線です。
昔は武蔵境・蕨線だったのですが、
途中にJR戸田変電所が出来た関係で路線名が変更になったようです。
電圧は6万6千ボルトです。


変電所南東側に変圧器が数台あります。
ただ、この変圧器は小型なので、
メインの変圧器ではなく、
南側を走っているJR中央線用の変圧器だと思います。


整流器で直流にしたき電線はJR中央線のき電線に繋がっています。


それとは別に変電所の建物から出ている直流電線があります。


直流線は調相設備を通ります。
ロゴを見るとやっぱり日新電機製です。


調相設備を通った直流電線は横にある電柱に行くのですが、
すぐ地中に入ってしまいます。
昔はJR中央線のき電線に繋がっていたのだと思います。


直流線の電柱です。


JR武蔵境変電所直ぐ横に東京電力の梶野変電所があります。


梶野変電所は小型のガス絶縁開閉装置になっています。
近くを通る中富線から引きこんでいる様子が無く、
まさかJR武蔵境変電所から受電しているとは思えないので、
別の地中線から引き込んでいるのかと思われます。


ガス絶縁開閉装置以外の変圧器などはすべて建物の中です。

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