日本の電気の始まりエレキテル

日本の電気の始まりは、平賀源内が復元したエレキテルでしょう。




これが、エレキテルです。
平賀源内が復元した装置を再現したものが、
長崎の出島で公開されています。


手前のハンドルを回すと、ベルトで繋がれた左のビンが回ります。
(写真ではベルトが外れてしまっています。)


そのビンに接触している銀紙を張った皮との間で摩擦が起こり、
静電気が発生します。
現代の巨大コイルである固定子の中に、
ランナ、タービン、ブレードなどに繋がれた電磁石である回転子が
回転することにより発電する方法に比べると、
極めて単純な発電方法です。
静電気は勿論、平賀源内がエレキテルを復元する前から日本に存在していたのですが、
霊的なものとして処理されていたのだと思います。


発生した静電気は伝導鎖を通して、
もう一つのビンに流れます。



もう一つのビンからは銅線が出ています。


うまくいくと、銅線の先と金属の玉の間に放電が起こります。
放電まで行くにはかなりハンドルを回さなければならず、
結構疲れます。
発電するのって大変なんですねぇ・・・。

川柳五七の電線のページ2Wへ戻る

川柳五七の電線のページトップへ

たわたわのぺーじトップへ