地下鉄の誘導無線架線
地下を走る地下鉄は無線の電波が届かないので、
通信に誘導無線を使う場合があります。
東京メトロ東西線の誘導無線の誘導線です(写真真ん中の2本の線)。
地上区間は車両進行方向向かって左側に敷設している事が多いです。
この誘導線から発した電波を電車の受信機がキャッチします。
駅部ではレールの間に敷設されています。
誘導線はクリートで支持されています。
誘導線の引き留め部です。
コレクターが使われています。
横浜市営地下鉄ブルーラインの誘導線です。
3線あります。
ただ、離れた1線(写真右側の線)は遮蔽線のようです。
引き留め部は低圧引き留め碍子が使われています。
駅部手前で誘導線を一旦引き下げます。
引き下げ線は中継変成器の箱に接続されています。
横浜市営地下鉄は駅部も架空線方式を使っている場合があります。
駅部の誘導線は2線です。
両側に旅客ホームがあり、通常の高さに誘導線を敷設出来ない場合は、
ホーム下に敷設しています。
引き留め部は東京メトロと同じくコレクターが使われています。
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