
新野田変電所と新京葉変電所17

東京東線と江東線の引き上げ部分の先には、
変電所中央部南側の鉄構に繋がる母線が出ています。

辛うじて変電所中ほどの変圧器が見えます。
冷却ファンの沢山あるタイプです。

母線は更に南側に繋がっています。
奥に見える送電線は北千葉線です。

敷地中ほどの変圧器で27万5千ボルトから15万4千ボルトに変圧するのですが、
そこから出ているのは写真右側の2つの送電線です。
2つとも下総線です。
写真左側は二和線で、二和線はこれから紹介する6万6千ボルト部分から出ています。
写真の二和線鉄塔の次の鉄塔は先ほどの江東線2号鉄塔です。

下総線は新京葉変電所を出ると、
高柳沼南線の上を交差します。

写真の53号鉄塔で4回線が一緒の鉄塔になります。
西よりの2回線が下で、東よりの2回線が上です。
下総線は下総変電所に行く送電線で、
途中で東葛線から分かれた下葛線と合流します。

その下総線の下には変圧器置場があります。
新京葉変電所はこのPCB含有の変圧器置場が確認出来ただけでも3箇所あります。
その3箇所のうち、ここだけは丁寧に台に載せられ、
ビニールカバーが被されています。

さて、先ほどから宙ぶらりんの状態になっている、
高柳沼南線ですが、
東京東線の引き上げ横の42号鉄塔を通った後、
江東線の下を交差します。

次の43号鉄塔は2回線毎に分かれています。
これは4回線の下総線の下を交差するため、
送電線の高さを低くしなければならないためです。
写真手前の鉄塔が43乙号で下の3、4号線が、
奥の鉄塔が43甲号で上の1、2号線が架けられています。

次の44号鉄塔で再び4回線鉄塔になります。
写真右の紅白鉄塔は木下線他全3路線の鉄塔です。

ちょうど雑木林のところにかかってしまい、
見えないのですが、
高柳沼南線は変電所南東側の6万6千ボルトの鉄構群から出ています。
写真左側は二和線で、高柳沼南線の隣から出ています。

そんな高柳沼南線や二和線が出ている付近ではまたもや・・・。
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