新野田変電所と新京葉変電所3


マイクロ波アンテナはコンデンサと分路リアクトルのある、
旧・東東京変電所敷地の中央部にあります。


新野田変電所のマイクロ波アンテナです。
手前は新野田線です。


1次側と2次側の間です。
空気遮断器があります。


そして、2次側です。
断路器が並んでいますが、
1次側に比べると、長幹碍子の本数が2本と1本少ないです。
2次側の断路器は1列47基あるかと思われます。


断路器に繋がる母線です。
2次側も結構奥まであります。


一旦遮断器を挟み、また断路器です。


母線終端部で地中に引き込まれます。
変電所の南側敷地(超高圧部分)に繋がっていると思われます。
地中に引き込まない部分はそのまま東葛線になります。


この写真は変電所東側から見たものです。
東から見ても西から見ても構成は同じなのですが・・・。
東側は邪魔する木々が西側より少ないのですが、
少し離れているので近くで見ることが出来ません。


一次側と変圧器の間の所です。


変圧器は回線によってメーカーや形が異なっていて、
色々なバリエーションを見ることが出来ます。
変圧器の上には中性点接地線とその断路器があります。


変電所東側から接続する単導体2回線の送電線があります。
この送電線は湖西線で、
元は原子力線と言う送電線名でした。
今でも日本原子力発電の東海第二原子力発電所から間接的に来ている送電線なのですが、
途中で変電所を挟んだ(「原子力」のイメージが悪いと言う理由も少なからず・・・。)ため、
今の路線名になりました。
新野田変電所に引き込まれる手前で東京東線の下を交差するため、
背の低いドナウ鉄塔になっています。


湖西線は他の旧・東東京変電所に引き込まれる送電線と異なり、
電圧が15万4千ボルトなので、
変圧器を通さず、直接2次側に引き込んでいます。

新野田変電所と新京葉変電所4

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