川崎鶴見地区の送電線6


浅野線は末広町線16号鉄塔から先、
末広町線の下に入ります。
末広町線はこの先ずっとJR鶴見線の上を通るので、
門型鉄塔になっています。
末広町線が縦配列、浅野線は碍子が小さく場所をとらないので、
三角配列になっています。


浅野線の1回線が耐張碍子になっています。


安善駅の所の鉄塔です。
下の浅野線の碍子の種類がバラバラです。


で、そんなこんなで送電線は続き・・・、


JR鶴見線浅野駅手前で上の末広町線が少し北側に逸れます。


そして、末広町線だけの鉄塔になります。
鉄塔名は末広町線ではなく、東芝京浜線5号鉄塔になっています。
この鉄塔で末広町線から東芝京浜線に送電路線名が変わるようです。


東芝京浜線5号鉄塔に引き上げている送電線が東芝京浜線で、
5号鉄塔手前に背の低い東芝京浜線6号鉄塔があります。


東芝京浜線は東芝京浜事業所内にある東芝京浜第一発電所から来ています。


東芝京浜線5号鉄塔の次は東芝京浜線4号鉄塔で、
また、下に浅野線を挟みます。


東芝京浜線4号鉄塔は昭和26年に建てています。
戦後復興を支えた送電線だと言う事が分かります。


東芝京浜線3号鉄塔で下の浅野線は地中に引き下げ、
上の東芝京浜線は2方向に分かれます。


東芝京浜線の一方はJFEエンジニアリングの変電設備に繋がっています。


そしてもう一方は、次の鉄塔で地中に引き下げています。
引き下げている場所は末広町変電所です。
先に引き下げた浅野線とともにこの変電所に電気を供給しています。


引き下げすぐ下に変圧器があります。
浅野駅のホームからよく見えます。


後の母線は碍子の数から6万6千ボルトだと思います。
奥の方に絶縁油の油槽台が見えます。

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