
川崎鶴見地区の送電線2

そして、紅白鉄塔の白石線(写真左)と並ぶこの鉄塔(写真右)で下に送電線を挟みます。
下に挟む送電線は昭電大川線です。

鉄塔名は塩浜南線でなく、
昭電大川線2号鉄塔になっています。
下の送電路線名を鉄塔名にするのは珍しいです。

昭電大川線2号鉄塔の次の鉄塔です。
下の昭電大川線はすぐ分かれます。

塩浜南線は塩浜南線55号鉄塔に、
昭電大川線は下の末広町線17号の門型鉄塔に接続しています。
塩浜南線は55号鉄塔で進路を西から南に変えます。
昭電大川線はここから末広町線に送電路線名が変わります。

塩浜南線56号鉄塔は碍子の位置が偏った矩形鉄塔になっています。

57号鉄塔から先はJR鶴見線大川支線の上を通るため、
門型鉄塔になっています。写真は58号鉄塔です。
塩浜南線を支持しているビーム3段の下にもう1段ビームがあるのですが、
昔の写真を見ると、ここに別の1回線送電線を支持していたことが分かります。

59号鉄塔はジャンパー線をわざわざ懸垂碍子で支持しています。

こちらは60号鉄塔です。
この鉄塔は2回線のうち1回線(2号線)はジャンパー線が切られています。
もう1回線(1号線)はジャンパー線があるのですが、
回線の位置が反対側に変わります。

60号鉄塔の下にはこんな看板が!
なんでここで回線の左右を入れ替えるのか不思議です。
我々送電ファンは「興味深い」で済むのですが、
電気工事士の方はこれを失念してしまうと、
充電(ここでは電気が流れていると言う意味)回線を触ってしまい、
感電事故を起こす危険性があります。

たんたんと塩浜南線が続きます。

そして、JR鶴見線大川駅前の63号鉄塔で、
JR鶴見線の線路から離れます。
昔支持していた下の1回線はここで分かれていたようです。
なお、JR大川駅の南側にはかつて鶴見火力発電所がありました。

塩浜南線65号鉄塔で使っていない2号線は終わり、
1号線の1回線だけになります。
しかも1号線は上の2相で撚架しています。
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