新秩父開閉所3

南側では新秩父線が引き込まれているのですが、
手前で回線ごとに分かれます。
1回線は新岡部線よりに、
もう1回線は新榛名線よりに引き込まれています。

新秩父線のガス遮断器は、
ブッシングが垂直になっているものとV字になっているものの2種類があります。

同じく南側から安曇幹線1号と2号が引き込まれています。

安曇幹線1号と2号はともに1回線4導体の送電線です。
安曇幹線1号(写真後ろの山の上の鉄塔)は
元々の安曇幹線を再利用したものなので1回線しかありません。
2回線化するために新たに1回線の安曇幹線2号を作ったわけです。
安曇幹線1号は2号線と合流する手前で休止区間を分岐します。

安曇幹線1号2号はともにおなじみの烏帽子型鉄塔ですが、
開閉所に入る手前の鉄塔は烏帽子型でないものがあります。

安曇幹線1号と2号は新秩父開閉所に入る手前で合流して2回線として引きこまれます。

安曇幹線の新秩父開閉所から先、
新所沢変電所までの区間は休止中になっているのですが、
架空地線を通信線(OPGW)に使っているのと、
他の路線が工事等で使えないときの仮線として使うことがあるのと、
撤去に莫大な費用がかかるので、完全廃止はしていません。
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