ある観光地の電線の出会い

日本には色々観光地がありますが、
たまにおもしろい電線を見ることができます。
観光は観光でも電線観察観光も結構面白いです。




ある観光地の山頂になんだか意味ありげの金網柵が・・・。


実はこれ、ストロボ電柵器と言う電気柵です。
電柵器の中はサル山で、猿が逃げないように電柵が張られています。
電柵に猿が触ると電気ショックがはしるしくみです。


サル山を囲む塀の上に広範囲で取り付けられています。
電柵の線が多いため、碍子も縦一列に整然と取り付けられています。
ただ、上の数線のみ少し形状が異なるようです。


それにしてもこんな電柵に囲まれて、お猿さんが気の毒です。
電柵以外の脱走防止方法はないのでしょうか?


上と同じ観光地にて。面白い電柱発見!
上のほうに街灯をつける枠があるのですが、
電球は取れてしまったのかありません。


それにしてもこの電柱年季ものです。
形が結構洒落ています。
今、なかなかコンクリート製街灯専用電柱を見られません。


こちらの街灯は、電球とその傘がついています。
電柱デザインは洒落ていても照明部分はレトロです。
今の街灯だったら、街灯同士を結ぶ電線は地中化が一般的なのですが、
これは古いので各々の街灯同士を架空電線で結んでいます。


こちらは途中で照明部分を交換したのか大型電球になっています。


この観光地は電柵・街灯のほか、
色々な建物や電柱に電灯ちょうちん用の電線が張り巡らされていて、
まさに電線王国と言えます。

川柳五七の電線のページ2へ戻る

川柳五七の電線のページトップへ

たわたわのぺーじトップへ