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  地中線の配電箱
 
 地中線・・・。
 馬鹿の一つ覚えのように電線の地中化を唱える人がいるのですが、
 「電線地中化=環境美化」とは言えないと思います。
 日本の風景は電線や電柱があってこそ成り立つものです。
 
 地中線ほど送電ファンにとってつまらないものはないのですが、
 ここは電線を扱っているサイトなので、
 取材せざるを得ません。
 
 
 
 
  先ずは変圧器の入った配電箱「配電塔」です。
 PTと言うと計器用変圧器「Potential Transformer」なのかな・・・?と思ってしまうのですが、
 配電線なので、これは地上用変圧器「Pad mounted Transformer」の略かと思います。
 50kVAと125kVAと言う変圧器の組み合わせは架空配電線では殆ど見られません。
 変圧器は熱を発するので、換気口が上下に付いています。
 
 
  低圧分岐の配電箱「低圧分岐装置」です。
 LSとは「Low-voltage distribution switchgears」の略かと思います。
 架空線のCVケーブル装柱で使う、
 低圧引込接続箱と同じ役目があります。
 ここは変圧器は入っていないので、換気口は見られません。
 
 
  こちらは「高圧(多回路)開閉器」です。
 HSとは「High-voltage switch」の略かと思います。
 架空線で言う高圧分岐の開閉器が入っています。
 しかし、機器は箱の中なので、HSのイニシャルや札でしか判別出来ません。
 
 
  これは外灯の分電盤です。
 窓ガラスからうっすらと電気メータが見えます。
 
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