JR川崎発電所とJR新鶴見変電所2


さて、場所は変わりJR新鶴見変電所です・・・。
・・・って、ぎゃーっ!!
殆ど空き地じゃないかーっ!!
GIS化しやがったな!!


JR新鶴見変電所は変電所の北西側で3路線の送電線が出入しています。
写真はJR武蔵境・新鶴見線です。(写真手前、後は東電新川線)
JR武蔵境・新鶴見線は2回線15万4千ボルトの送電線です。


一方、北東側から来ている送電線は東京電力の新川線です。
この送電線は東京電力の川崎変電所から来ている15万4千ボルトの短い送電線です。
新川線は東京電力から購入している電気を受電するための送電線です。


新川線はJR新鶴見変電所手前の2号鉄塔で回線毎に分かれます。
1回線(2号線)は分かれた後、すぐ引き込み鉄構に接続しています。


もう1回線(1号線)はJR武蔵境・新鶴見線の上を交差して、
1回線用の1号鉄塔を通った後、
引き込み鉄構に接続しています。


と、言うわけで、
引き込みの鉄構は、
新川線のそれぞれの回線がJR武蔵境・新鶴見線を挟みこむ形になっています。


引き込み鉄構は回線毎に分かれています。
北側から新川線2号、JR武蔵境・新鶴見線1号、
JR武蔵境・新鶴見線2号、新川線1号の順になっています。


引き込み鉄構から地中に引き下げています。
JR武蔵境・新鶴見線、新川線共に地中引き下げのケーブルヘッドに避雷器が接続されています。
ただ、ブロッキングコイルはJR武蔵境・新鶴見線の1相のみの接続です。


JR武蔵境・新鶴見線、新川線の隣で地中から引き上げている送電線があります。
JR新鶴見・大船線で、2回線6万6千ボルトの送電線です。


引き上げ鉄塔のプラットホームの上には計器用変成器とブロッキングコイルがあります。

JR川崎発電所とJR新鶴見変電所3

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