電力中央研究所の実験設備1
横須賀市には電力中央研究所があります。
横須賀市と言っても三浦半島の西側で、
逗子駅からバスに乗って行かないと行けない場所にあります。
電力中央研究所の前に2回線の送電線が通っています。
送電線の路線名は長坂線です。
長坂線は写真の門型鉄塔で配電用変電所である武山変電所への分岐線を引き下げます。
引き下げた後、断路器、遮断器を通ります。
再び断路器を通り、
管型の母線に接続します。
母線はすべて管型で、途中に断路器が挟まっています。
そして、この管型母線から変圧器に母線を分岐します。
変圧器です。
変圧器は2台あります。
武山変電所への線を分岐した後の長坂線は・・・、
大きな敷地の変電所に入ります。
電力中央研究所です。
電力研究には大電力が必要なので、
その電力を長坂線から供給しています。
電力中央研究所の変電所の後には巨大な鉄構があります。
よく見ると鉄構には送電線がかかっています。
これは大電力試験所の設備で、
この場所で大電流を発生させ、送電機器が耐えられるかどうか実験したり、
落雷などの地絡事故除去装置の研究などが行なわれています。
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