工場内配電線A2


ゴム工場「I」の配電線です。
下から沢山の電線を引き上げています。
架空地線は2方向に分かれています。


この配電線は回線数が多いのですが、
高圧線は一番上だけであとは低圧線のようです。
そのため、一番上だけ高圧のピン碍子支持で、
他は低圧のピン碍子支持になっています。
その他、CVTケーブルのようなものがありますが、
これは高圧なのか低圧なのか分かりません。

よく見ると一部の低圧線(写真一番下の回線)が2本にバラけているところがあります。




化粧品工場「K」の配電線です。
こちらは少し古いタイプのようで、
架空地線支持にGWキャップを使っていません。
下には低圧線や通信線を何本か支持しています。
耐張碍子は先端カバーをつけてなく、
3連になっています。


引き通し碍子は素朴なピン碍子です。
架空地線支持腕金は結構下の方でとめているため、
電柱から突き出ている部分が短いです。


3本目の配電線柱は通信線関係がごちゃごちゃしています。


3本目と4本目の間に低圧線や通信線だけを支持する腕金があるのですが、
その腕金の下のところに注目です!!


ここです。ここ!


今はないと思われていた兜碍子がありました!!
兜碍子は昔直流電線を支持するのに使っていたのですが、
今は使っていない碍子なので残存しているとは思いませんでした。
これはすごく貴重だと思います。


4本目の配電線柱で一部の電線が分かれていきます。


最後の配電線柱です。
鳥居型GWは電線方向に向いています。
耐張碍子はやはり3連で先端カバーがありません。
よく見ると高圧線は2方向に引き下げています。


同工場の変電設備です。
キュービクル化していないのが素敵です。
変圧器が丸見えです。


変圧器は数台あり、
入口付近にある変圧器が一番大きいです。

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