東京電力・電気の史料館1
東京電力の電気の史料館は神奈川県横浜市鶴見区にある、
電気の歴史を扱った博物館です。
史料館がある場所は昔、京南変電所だったところで、
跡地は史料館の他、東京電力の資材倉庫、
東京電力の技術開発本部になっています。
交通はJR南武線尻手駅からバスか徒歩(約20分程度)です。
また、JR川崎駅から無料の送迎バスがあります。
(休刊日、送迎バスの時刻等は「電気の史料館」のサイト等でご確認ください。)
この博物館の展示数は数百点にのぼり、
とても全部のご紹介と解説は出来ませんので、
見所だけをご紹介します。
(これでも全展示数の4分の1程度です。)
あとは、史料館に実際に行ってみてお楽しみください。
また、展示品は変更されている可能性がありますのであらかじめご了承ください。
なお、この特集は弊サイト作者が分野別に編集したので、
史料館の順路どおりに紹介しておりません。
あらかじめご了承ください。
史料館の入口は東京電力技術開発本部の入口と兼用で、
横にはガードマンがいるので、
本当にここかと疑いたくなる場所です。
史料館入口前には空気遮断器が飾ってあります。
これは京南変電所で使われていたものです。
この博物館は結構大きいです。
一般の家族連れでも全部見るのに正味90分かかります。
送電ファンだと150分程度ないと結構セカセカ見ることになります。
午後5時半閉館(入館は午後5時まで)なので、
遅くとも午後2時前には着きたいところです。
家族連れも結構訪れていましたが、
鉄道博物館と違って小さい子供たちはつまらなそうにしていました。
(送電ファンは面白くて仕方ないのですがね・・・。)
内容が難しい上、子供向けコーナーは原則ないので、
小学校高学年〜中学生以上向きだと言えます。
券売機です。値段は良心的です。
内容が充実しているので、十分元がとれます。
小中学生は100円ですが、長期休み期間中は無料になっています。
1、電気化学のはじまり
グラムの発電機です(1880年製)。
世界初の実用的直流発電機です。
この前にも発電機はあったのですが、
コイルが2組しかなかったため、電気の波が激しく、
安定していませんでした。
なお、「直流」とは常に一定方向に流れる電流のことです。
こちらはテラスの2相交流モータです(1887年製/レプリカ)。
世界初の実用的交流モータです。
なお、「交流」とは単位時間ごとに流れる方向が変化する電流のことです。
一方、2相とはその周期を一定間隔でずらした2つの電流のことです。
ゴラールとギブスの変圧器です。
世界初の変圧器です。
今の変圧器(トランス)の歴史はここから始まりました。
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