|

研究機関の避雷対策
コンピューターにおける最大の敵は雷です。
雷によってサーバなどが被害になると、
AI時代の現代では莫大な被害を受けてしまいます。
ここではとある研究機関の避雷対策設備を見てみたいと思います。

一列に並ぶ謎の電柱です。
1本の電線を支持しています。

この線は建物の周りに背の高いコンクリート柱を立てています。

実はこれ、避雷線です。
避雷線を建物の上に格子状に張り巡らせています。
綿密な避雷線の張り巡らせ方から、
建物の中にスーパーコンピュータがあると推測できます。
ちなみに同施設の紹介には、
「アドバンスト・マイクロ・デバイセズ社のCPUに、
NECのベクトルエンジンなどを組み合わせた、
スーパーコンピュータが使われている。」と書かれています。
(2026年現在)

耐張碍子は4連も繋げています。
雷の過電圧(サージ)はばらつきがありますが、
ケーブルの誘導過電圧で2千ボルト〜2万ボルト位になるとされています。
ここで送電ファンが思いつくのは二つで、
一つは2万2千ボルトの送電線です。
同電圧の送電線は碍子が3連になっています。
もう一つは鉄道の在来線の交流電化で、
こちらは2万ボルトになっています。
2万ボルトの交流電化の場合、
碍子は3〜4連になっています。
そう考えると、ある程度余裕を持った碍子数で、
強固にしてあると言えます。
下方向にアース線が引き下げられていて、
途中にいくつかの雨覆いを取り付け、
漏電しないように厳重にしています。

避雷線とは別個に避雷針も装着しています。

引き通しの方は溝が多くて小型なLP碍子が使われています。

碍子の大きさの割に腕金との接続はピン碍子のような細い軸棒になっています。

別の建物の避雷線(水平導体)です。
金具の先に大きめなピン碍子を取り付け、
1本の避雷線を支持しています。

こちらの避雷線の引き留めは玉碍子を挟むだけの簡素な方法になっています。

建物の外周に沿って、この避雷線は張り巡らせています。

引き通しの碍子はクランプで固定する形になっています。

高さの異なる複数の避雷線です。
基本的に建物の上の避雷線はメッシュ状に張るようです。

高さの高い奥の避雷線の引き留め部には碍子が挟まれていません。

手前の避雷線と奥の避雷線の支線です。
避雷線の支線には玉碍子を挟んでいます。
川柳五七の電線のページ1Fへ戻る
川柳五七の電線のページトップへ
たわたわのぺーじトップへ

|