JR大宮工場を取り巻く電線3

ここからは全部2024年撮影です。


工場中程のトラバーサです。


このトラバーサはかなり大きいです。
載せるのは路面電車の車両では無く、
普通鉄道の20メートル車両なので、
当然と言えば当然なのですが・・・。
一応現役のようですが、
上の何かの表示は剥げています。
何を先取りなのでしょうか?
一応うっすらと痕跡が残っていますが、
何度か貼り直しているのか文字が重なっていて読めません。


このトラバーサは何と!!
カテナリー方式の架線から集電しています。


架線は三相三線式の交流なので、
シンプルカテナリーが3線並んでいます。
トリプルシンプルカテナリーか??
なお、吊架線支持が1連の懸垂碍子になっています。


き電分岐線がトロリー線に接続している部分です。
近くにちゃんとコネクターもあります。


ピントが合っていませんが、引き留め部分です。
特にテンションバランサーなどはありません。
確認できませんでしたが、もう一方の引き留め部分にあるのかもしれません。


そして、JR大宮工場名物の配電線がこれです。
2線だけなので、単相交流なのは分かるのですが、
電圧等はよく分かりません。
碍子の大きさからかなりの高圧だと思われます。
なお、左の線は接続先の線の碍子が小さいことから帰線だと分かります。


この線、とても撮影しにくい場所を通っているので、
手前のJR高崎線の架線と被ってしまいました。
この線、電線自体は細いのですが、
懸垂碍子は送電線並に大きくしかも3連繋がっていて、
ジャンパー線を支持するピン碍子もかなり大きいものを使っています。


引き通し部分も大きいピン碍子を使っています。
腕金は菱形配置の双方等配分で、左右にアームタイを架けています。


工場建物横を通ります。
線が細くて分かりにくいです。


線は細いのですが、碍子が大きいのでかなり目立ちます。


この配電線は数本続きます。


この電柱はアース線を引き下げています。


手前の架線ビームに被って分かりにくいですが、
写真の電柱は耐張碍子になっていて、
やや、下方向に角度を変えます。


そして、末端部です。
JR宇都宮線の高架などが邪魔しているため、
何に電気を供給しているのか分かりません。
ただ、引き下げ部には断路器などがあります。

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