木製配電線柱王国

現在あまり見られない木製配電線柱(木柱)の特集です。




神奈川県のある町を歩くと木柱に出会いました。
この配電線柱の動力線の腕金は傾いています。


海岸沿いにある集落は、ところどころ木柱があります。
この配電線柱は腕金の組み方がレトロです。


更に歩くとなんと高圧線もある配電線柱に出会いました。
中実耐張碍子と、
クランプ碍子のジャンパー線支持という最新装柱が木柱と似合っていません。
※現在は残念ながらコンクリート柱に交換されてしまいました。


更に歩くとあら、ここにも・・・。
このコールタールのしみこみ具合が良いです。


木柱と言ったらローカル貼り看板。
犬のフンで迷惑しているそうです。


上の写真の次も木柱。連続とは驚きです。
この配電線柱の高圧線部分は、腕金を2本平行にして、
6個のクランプ碍子で電線を支持しています。
これはピン碍子(耐塩皿碍子)時代の名残で、
海沿いの都県の古い配電線柱ではよく見られます。
内陸の県(埼玉県など)はクランプ碍子交換時に腕金を1本撤去したので、
全く見ることは出来ません。
なお、この木柱は随分傾いています。
交換も時間の問題でしょう・・・残念ですが・・・。


次のこの柱も・・・あれれ・・。木柱です。
3連続です。それにしても後の電柱の傾き具合はものすごいです。


その次も・・・。木柱です。4本連続なんてITの時代に信じられません。
上の写真の木柱とこの柱はあまり黒くありません。


その次も・・・。なんとなんとまたまた木柱です。
5本連続です。
電灯線のD型腕金がいい味出しています。
さすがにここが最後です。次はコンクリート柱でした。
でもすごいすごい!!


ああっ!!尊い犠牲者が・・・!
手前には新しいコンクリート柱が立っていました。それと世代交代なのでしょう。
もうこの木柱は電話線以外の電線を支持していません。


あちこち歩くとあちこち木柱が・・・。
私の住む埼玉県はほぼ絶滅なのに、神奈川県は結構残っています。


ここも木柱です。

川柳五七の電線のページ1へ戻る

川柳五七の電線のページトップへ

たわたわのぺーじトップへ