地図の仕上げ作業

地図の印刷が完了したら、
いよいよ包装や梱包などの仕上げ作業になります。



1、地図用紙の大きさ

普通、用紙の大きさと言うと、
A4判とかB5判などのA、Bで現しているのですが、
地図の場合、特別な用紙サイズを使っています。
ただ、将来的にはAやBのJIS規格に対応できるように整飾されています。

用紙名称 仕上げ寸法(単位・mm) 主に使われる地図 JIS規格の互換
四六全判 788×1090 地勢図、日本、
日本とその周辺
B1判
四六半裁判 545×788 1万分の1地形図 B2判
菊判 636×939 集成図や土地利用図の一部 A1判
柾(まさ)判 460×580 2万5千分の1地形図、
5万分の1地形図
A2判

2、地図断裁

印刷した地図を断裁機で指定サイズに断裁します。
概ね1断裁で250枚の断裁が可能です。

3、地図折り加工

2万5千分の1地形図などは折り曲げずにそのまま売られていますが、
1万分の1地形図などは折り加工で折っています。
折り加工で折った地図を折図と言います。
折り方には経本折りと観音折りがあります。

●a,経本折り

経本の折り方で、
地図を縦方向に4分割し、真ん中を山折り、あとの2つを谷折りします。
更にそれを横方向に同じ折り方をした場合、経本折りになり、
横方向に谷・谷・山と折った場合は巻四つ折りになります。



●b,観音折り

観音開きのようにする折り方で、
地図の横方向を半分に谷折りし、
更にそれを縦方向に4分割してそれぞれ谷折りします。



4、地図封入/荷造り/梱包

一万分の一地形図などは折り加工した後、ビニール袋に封入します。
そして、一連の作業が終わった後ダンボールに入れ、梱包します。
いよいよ出荷です!!

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