完全特集!西武安比奈線・大袋編
第4回(全7回特集)
大袋地区に入ると西武安比奈線はのどかな風景になります。

安比奈線最初の橋梁です。安比奈線は短い橋梁が所々あります。
最初の橋梁は、前回豊田新田編の最後の写真の踏切を渡ってすぐにあります。
橋梁の下は用水路で、安比奈線の橋梁は用水路を渡ることが多いです。

この架線柱は通信線支持の腕金がはずれかかって傾いています。

2番目の橋梁。結構長さがありますが、
下は殆ど水の流れていない小さな用水路があるだけです。
安比奈線の橋梁の枕木はどれも腐っていて、とても渡れる状態ではありません。

上の橋梁を上から眺めた写真です。
枕木は腐ってなくなったものがあるため、歯抜け状態です。
手前は路盤が流失して線路が浮いています。
ここら辺の架線柱から配電線支持碍子と腕金を見ることができますが、
配電線は撤去されてありません。

水田地帯をひたすら進みます。長閑です。

付近は地盤が軟弱な水田地帯なので、安比奈線の線路はやや盛土しています。
ところどころに農家の家が見られますが、
豊田新田を抜けると急激に家がまばらになります。

資材置き場横の踏切。木が線路にせり出しています。
木がせり出しているところだけ架線柱が、
狭山市方向に(安比奈貨物駅にむかって左に)配置されています。

資材置き場脇の踏切の線路。この踏み切りは比較的原型を残しています。
溝は泥がつまっています。

資材置き場裏にもミニ橋梁があります。

この橋梁も枕木が腐っています。橋台が1つあるのがポイントです。
ここも用水路で、あまり整備されていない素掘りの用水路です。

橋梁を渡ると池の辺の森(樹木トンネルがあるところ)が見えてきます。
それでも線路はまっすぐすすみます。
安比奈線も中間を過ぎました。

この踏切は珍しく全く舗装がされてません。
こういう踏切が田園地帯の安比奈線を演出してくれます。
踏み切りのところだけ車両が通るのかレールが光っています。
この踏み切りの前後はあまり草生してなく、線路が容易に分かります。

安比奈線の吊架線が細々とのびています。

ここは線路敷と思われるところまで畑を耕しています。
安比奈線の架線柱が畑のなかに植えてあるみたいです。
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