
月鏡徒然草・24年06月
NFTアートの不確実性と詐欺(2024年6月30日) |
私の参加している音楽系SNSを通じてコメントが珍しくきました。
内容は、「貴方の音楽はすべて素晴らしい。」と言う文言の他、
文章の3分の2程はNFTアートの参加登録の宣伝でした。
NFTアートは仮想通貨を購入してNFT市場の権利を取得し、
自身の芸術作品をNFT(非代替性トークン)化して取引するもので、
NFTにすることで、安全性が担保され、
ネット上にアート作品が無制限に漏れ流れるのを制限しながら、
NFT購入者にアート作品を確実に取引出来るようにするというものです。
これを聞くと一見良さそうに聞こえますが、
仮想通貨市場とNFT市場が同じシステムプログラム・・・、
悪く言えば、つるんでいる事が多く、
実際にNFTアートに参加しても利益も上げられずに損することがあります。
もっと言えば、売買の成立しないようなカス作品ほど、
NFTアートに参加してくれると、
仮想通貨市場とNFT市場は儲かると言った仕組みです。
私の音楽に1銭の価値もないことは自分でもよく分かっているので、
最初からこのコメントは胡散臭く感じていました。
そもそも、「貴方の音楽は素晴らしい」って感想が雑すぎます。
私の曲のどういった所が素晴らしいのか具体的に書いてなければ、
最初から用意しておいた文面をコピペしたとしか考えられません。
要は私の音楽がカス作品だから、
参加を促すコメントを出したのが見え見えです。
私はこんなのにはひっかかりませんが、
DTM、DAW、ボカロ等初心者の方は、
嬉しくて引っかかってしまう人もいるかもしれません。
こちらから能動的にアクセスしていないのに、
「NFTアート」と言う単語が入ったコメントやメールが出たら、
100%詐欺だと言っても良いと言えます。
提携元の仮想通貨だけ購入されて、
実際は殆ど利益が出せないどころか、
大切な自身の作品を失うことになりかねません。
先ず、NFTアートの一番の問題が、
取引が仮想通貨で行われていることです。
仮想通貨に関してはこのサイトでも過去に何度も書きましたが、
相場の値動きで大きく利益を伸ばせる反面、
逆に大きく損失してしまうハイリスク・ハイリターンな通貨なだけでなく、
仮想通貨自身は何も価値の裏付けがないので、
デフォルトなどを起こすと、完全に全仮想通貨を失うことになります。
そして、ネット内で行われる高額の取引のため、
悪意の持ったものに狙われることが多く、
不正アクセスなどで資金が流出してしまうこともあります。
そうなった場合、最悪、仮想通貨の取引所の運営会社が破綻してしまい、
お金が戻ってこなくなるケースもあります。
もっと世界中で規制を強化するべきなのですが、
そこそこ大きい市場規模なので、
なかなか対策に乗り出せないのが現状です。
しかし、何れこのまま行くと取り返しの付かないことになると思います。
(確かずっと前に波和二と言う詐欺師が考えついた
「円天」を例に説明した気がします。)
次に、NFTアートの「NFT」とは非代替性トークンのことを言います。
「トークン」というとあまりピンとこないかもしれませんが、
「利用許可証」のようなものです。
これが他のものに代替されないので、
安全性、信頼性が高いのだと言いたいのだと思うのですが、
NFT自体がデジタルのプログラムデータなので、
我々が「何が信頼」なのか確認することができませんし、
プログラム言語など専門知識が無ければ解析もできません。
中にはそんな仕組み自体存在していない可能性、
もしくは、信頼の出来ない雑なトークンの可能性もあるので、
表面だけみて「これは良い」と判断してはいけません。
そういった場合、
自身のアート作品がNFTに守られるどころか、
逆に自身の意思とは裏腹に世界中にばら撒かれてしまい、
利益を出せないどころか、
著作権侵害の可能性も出てしまいます。
ただ、私自身もこのNFTアートという仕組みがあったこと自体、
知らなかったくらいなので、
まだまだ政府が規制に乗り出すのは先だと思うし、
実際、被害が出だすのも先だと言えます。
また、日本語でNFTアートを説明されているサイトも、
英語などの外国語を翻訳サイトで直した感じで、
何を言っているのかよく分からないのも事実です。
ただ、言えることは、
コネクションも何も無いアーティストが
いきなり認められると言うことはほぼ皆無と言うことです。
これは前に書きましたが、
日本人はブームなものには飛びつくのに対し、
それから外れるものに対しては全く関心を示さない人種です。
それ故に毎年、
多くの芸術性の高いアート作品が評価もされず埋もれてしまっています。
それどころか、NFTアートに引っかかってアート作品を失ったり、
アーティストのイメージが下がってしまっては元も子もありません。
我々もこういったことが減るよう、
日頃から注意しなければならないと思います。
異常な都知事選/ネット広告の規制強化を/日本版DBS法成立について
(2024年6月22日) |
今回は話題が3つあるので、早蒔きで書きます。
先ず、最初は東京都知事選の関係です。
先日、都知事選が告示されましたが、
候補者数が56人もいるとは驚きです。
しかし、立候補者を見るに、
大部分は売名目的で、真面目に都政を考えているようには思えません。
まあ、私は東京都民ではなく、選挙に投票できませんのでどうでも良いのですが、
結局の所、現職の小池百合子都知事と村田蓮舫氏の一騎打ちになると思います。
96歳のドクター中松氏に関しては、偉大な発明家と言えどもさすがに高齢過ぎます。
ハードな都知事が務まるとは思えませんし、明らかに売名だと言えます。
しかし、この歳で売名しても仕方が無いような気がしますが・・・。
一方、イラストレーターの暇空 茜氏も候補になっていますが、
これも売名としか言いようがありません。
このような売名目的が、
タレントの清水国明氏やつばさの党代表の黒川敦彦容疑者をはじめとして、
半数以上が占めています。
「供託金も広告費と思えば安い」と言った感覚で安易に立候補する者が多く、
今後の選挙制度の課題だと言えます。
私としては、一定数の票を獲得せずに落選した場合、
供託金の没収だけでなく、
数年間、いかなる選挙にも立候補できないようにした方が良いと思います。
なお、意見の中で多いのは、
「立候補するための推薦人の確保化」と言うのがあるのですが、
結局の所、変なインフルエンサーでも、名前や金で推薦人が確保出来るし、
逆にどんな素晴らしい政治理論を持っていても、
顔が狭いがために推薦人の確保が出来ない人もいるので、
あまり意味が無いと思います。
私自身の関係者で言えば、郵便局員の野間口翔氏で、
名前と顔だけは存じ上げております。
ただ、特にこの方とは特別な関係もなく、支持もしておりません。
田母神俊雄氏に関しては昔、右派を中心に圧倒的な人気があり、
15年位前は何処の右派系コミュニティでも「田母神、田母神」という勢いでした。
しかし、右派系放送局のM社長と対立してからは勢いが衰え、
私自身もすっかり名前を忘れていました。
今でも右派の支持はそこそこあるのかと思いますが、
かつてほどの神通力はないと思います。
なお、田母神氏が出てきた頃、既に私は右派になっていましたが、
私は「この人、胡散臭い。」と思って支持していませんでした。
(当時はそんなことを右派系コミュニティで言えば、
袋だたきに遭うので、黙っていましたが・・・。)
あと、今回の都知事選での問題は他にもあり、
NHKから国民を守る党が
寄付金に応じて選挙ポスター枠の権利を譲り渡す行為を行っています。
いかにも同党党首の立花孝志執行猶予犯罪者の考えそうなことで、
不本意ながら、私は立花氏を天才だと認めざるを得ません。
とは言え、こんなことがまかり通っては、
選挙と関係ない広告ポスターや公序良俗に反するポスターが増える要因になるので、
規制をするべきだと思います。
〜〜〜〜〜
次の話題にいきます。
著名人(インフルエンサー)の名前や写真を利用した詐欺が多くなっていることから、
SNSの広告審査厳格化をSNS事業者に要請した件関係です。
詐欺に関しては前にこの日記で書きましたが、
私が不快なのは、いやらしい広告です。
このサイト自体は広告を一切行っていませんし、
広告業者の広告も貼っていないので、広告はないのですが、
利用しているSNSを含むクラウドサービスには広告表示がされるものもあります。
この時、私のアカウントでいやらしい広告が出てしまうと、
私自身のイメージダウンに繋がってしまいます。
最近特に多いのがポルノ漫画の広告で、
表示の毎にプラットホーム側には削除要請をしているのですが、
利用者という立場上、強く言えず、
プラットホーム側も真面目に対策をしてくれないところも多いです。
そもそも、ネットは広告審査が甘すぎて、迷惑広告であふれかえっています。
「利用者はタダまたは格安で利用しているのだから広告を見せられても仕方ないだろ。」
と言う意見もありますが、
本来、広告はプラットフォーム側の都合で載せているものであり、
必ずしも利用者側が見なければならないと言う義務はありません。
特に動画サイトで流れるストリーミング広告などは、
全く視聴者側の都合も考えず流れるので、
本来、全く見る義務のない広告です。
逆にこういった広告は視聴者に迷惑をかけるだけなので、
企業のイメージも下がるだけだと思います。
プラットホーム側もお金が必要なら、
すべて有料コンテンツにするべきなのです。
そもそもユーチューブやティックトックなどが
動画配信者に広告料を支払っていること自体、
おかしいと言え、
本来は動画配信者やSNS発信者側が利用料を払うべきなのです。
ちなみに、私が見たストリーミング広告はもう数千回に及ぶと思いますが、
その広告でなにかしらの商品を購入したのは全く無く、
一部の音楽ユニットに興味を持ってそのサイトを見たくらいです。
また、これも迷惑なのは、登録年齢層によるマッチング広告で、
私だと育毛剤や金融ローン、ダイエットなどの広告が絶えず表示され、
迷惑極まりないです。
育毛剤の広告は「40代男性は薄毛だ。」と言う偏見としか言いようがありません。
多分、50代になると、
怪しい健康食品やサプリメントの広告ばかりになると思います。
〜〜〜〜〜
最後に日本版DBS法成立の件です。
元性犯罪者が保育園や幼稚園などの職員になると、
再び幼児に性的暴行をはたらく可能性があるため、
今回の法律成立には賛成します。
今回の法律成立で拘禁刑(禁錮、懲役)で20年、
罰金や執行猶予で10年の犯罪歴の照会が可能になります。
DBS法は保育園や幼稚園などの保育士などに限られていますが、
ユーチューバーやティックトッカーなどの動画配信者や、
代表取締役社長にもDBS法を適用して欲しいところです。
元性犯罪者が動画配信をすると、
ポルノ動画などの動画を配信するだけでなく、
中には幼女や児童に対して、
性的暴行をするシーンを動画に流す者も出てくる可能性があるので、
プラットフォーム側で性犯罪歴を照会できるようにし、
該当人物は即座にアカウントを停止にした方が良いと思います。
SNSを運営するには細心の注意が必要で、安易な気持ちならやるべきではありません。
(2024年6月15日) |
今回は北海道留萌市の女子高校生が、
旭川市内の吊り橋から落とされ、転落死した件です。
この事件では、無職・内田梨湖容疑者(21)と
無職・19歳の女が逮捕されています。
事件の発端は、
内田容疑者の知人がSNSに載せていた内田容疑者の写っている写真を、
被害に遭った女子高生が、
無断で自身のSNSに載せたことからのようです。
内田容疑者は16歳の少女から指摘され気づき、
最初、慰謝料として10万円の送金を要求したのですが、
うまく振り込まれなかったため更に激昂し、
女子高生を呼び出し、
謝罪を求めたところ、気に食わない態度を取ったため、
あちこち連れ回した挙げ句に、殴打による暴行や性的暴行をし、
旭川市内の吊り橋から女子高生を突き落とし、殺害したものです。
〜〜〜〜〜
今回の被害者は本当に気の毒に思えるし、
こういった事件は二度と起きて欲しくないと思うのですが、
被害者側にもやはり落ち度はあります。
それは、どんな理由があろうとも、
他のSNSやサイト書籍などに載っている写真を無断転載してはいけません。
今回の被害者は内田容疑者の知人のSNSの写真を無断で転載していました。
どういう流れで被害者が写真を無断転載したのか
事件記事からでは分かりませんが、
SNSの話の流れで、「絵が欲しかった」のだと思われます。
無断転載は今のところ、著作権侵害だけで済んでいるのですが、
転載された側にとっては画像を盗まれた、
つまり、「窃盗被害を受けた」と言う感情を持ちます。
転載側は転載を軽く思っているのかもしれませんが、
実は結構重い罪なのです。
内田容疑者は見た感じヤンキーぽく、
お世辞にもルックスはあまり良くありません。
そのため、自身の容姿に自信を持っていなかったと思われます。
なので、被害者の女子高生が内田容疑者自身が写っている写真を
面白おかしく転載されて腹が立ったのだと思います。
そういったこともあるので、
他人の写っている写真を使う場合は細心の注意が必要なのです。
(必要に応じてモザイクやぼかしを入れる等)
〜〜〜〜〜
一方、内田容疑者の方ですが、
殺人や暴行はどんな理由があろうとも正当性が無く、
単なる最悪な犯罪なだけで同情の余地はありません。
内田容疑者は被害者に金銭も要求していましたが、
例え自分に非があっても、こういったことで金銭を払ってはいけません。
「落とし前を付けろ。」とか、
「誠意を見せろ。」と言う言葉を使って金品を要求するのは、
昔の反社会勢力がよくやっていた手段で、
恐怖とこの一連の問題から逃げたいがために、
どうしても払う方向に行ってしまうのですが、
こう言った場合、自身が金銭的損失するだけで無く、
要求が更にエスカレートするだけです。
法的手続きも何もせずに金銭を払って解決することなど絶対にありません。
ネット内には示談と恐喝を勘違いしている者が沢山いるので、
自宅に押しかけたり、
電話やメール、ラインでしつこく解決のための金銭要求をされた場合は、
速やかに警察に通報するべきです。
また、被害者は内田容疑者らに呼び出されて会いに行き、
そこで殺害されてしまったわけですが、
どんな理由があろうとも、
オフライン上で面識のない人とオフラインで会ってはいけません。
やむを得ず会う場合は複数人数で会うべきです。
これはオンライン上とオフラインで人格が異なる人間が多数いて、
SNSなどではその人物を図り知ることは出来ないからです。
ましてやトラブルになっている場合は尚更です。
一方、逆にSNS上で知り得た情報を使い、
オフラインでオンライン関係の人間に会いに行き(ネット用語で凸)、
恐喝をしたりする者もいるので、
SNSに出来る限り個人情報は載せない方が良いと思います。
SNSは自分を売ってナンボのものなので、
どうしても個人情報を披露したくなるのですが、
そこは我慢するべきです。
ただ、いくら気をつけても何気ない写真から個人情報を特定されることも多く、
Googleのストリートビューなどで精査されて、
場所が特定されることもあります。
私も日頃から個人情報は出さないよう気をつけているつもりなのですが、
(鉄道コンテンツのアップロード順は実際の取材の順番と全くことなる、
バラバラの日にしています。)
うっかり出してしまうこともあり、
閲覧者様の指摘で気付くこともあります。
そのため、完全に個人情報を載せないようにするのは不可能に近いのですが、
少なくとも自身のアピールのために具体的な情報は出すべきではないと思います。
また、開示請求をちらつかせて脅迫するだけで無く、
SNS上で開示情報を公開すると断言する者もいますが、
そういった脅しに屈してはいけません。
危ない場合はやはり警察に相談するべきです。
結構、反社会勢力がネットのSNSに目を付け、
こういう脅迫をしてくるものが多数出ています。
日頃から気をつけると共に、
おかしなコメントは速やかに削除すると共に、
安易に返信したりしないよう、気をつけるべきです。
サイバー攻撃とスクレイピング(2024年6月11日) |
KADOKAWAグループのサーバーが大量の不正アクセスで攻撃され、
システム障害が起こりました。
データ保存や復旧のため、
KADOKAWAや系列のドワンゴ、N高等学校のサイト、
ニコニコ動画などがアクセスできない状態になり、
ニコニコ動画に至っては3日経過した現在でも復旧できていません。
サイバー攻撃に関しては現在、インフラや防衛機関、政府機関において、
能動的サイバー防御の導入を政府内で検討していますが、
これを導入してもサイバー攻撃は無くならないと思われます。
今、人間はデジタルに頼りすぎているのですが、
その偏重社会を付け狙う組織や国があり、
いつかは隙を突かれて攻撃され、
社会はパニック状態になってしまうと思います。
こうなった場合、爆弾などの実力兵器などよりも恐ろしく、
多くの人が命を失うと思います。
私が常日頃からデジアナ併用社会を言っているのは、
どちらかがダメージを受けても社会の混乱を最小限に食い止められるからです。
残念ながら日本はデジタル偏重社会なのにデジタル後進国なだけでなく、
周囲に中国や北朝鮮、ロシアなどの共産主義国家に囲まれています。
日本を潰そうとすれば当然、
脆弱なデジタルを狙うのは必死と言えます。
それと同時に、愉快犯や自身のプログラミング能力を試す者、
恨みを持つ者などが仕掛けるサイバー攻撃が増えていくと思います。
KADOKAWAに関しては、
五輪汚職問題で会社やグループに対する不信感が高まっている上、
何事にも荒れやすいサブカルチャー的分野で伸ばした組織なので、
基本的に恨みを買いやすい組織と言えます。
そのため、今回のサイバー攻撃のターゲットになってしまったのだと思います。
サイバー攻撃が増えていくのはネット内の不条理な環境のためで、
迷惑系などが迷惑行為をやってアクセスを稼ぎ、多額の収入を得たり、
くだらない内容でもインフルエンサーになってしまえば、
常に多くのアクセスが維持され、広告収入、案件収入がガバガバ入って、
楽に贅沢な暮らしが出来ます。
そういう光景を真面目に一生懸命会社で働いているサラリーマンやOL等から見れば、
嫉妬を持つのは当たり前です。
この不条理さを打開するため、
一部の者はサイバー攻撃に手を染めてしまうのです。
ネットが多くの人に平和で安定的に使われるようになるためには、
ネットリテラシーの強化と、法律の強化が必須と言えます。
〜〜〜〜〜
・・・で、このサイトはアクセスが少なく、
サイバー攻撃をしても何の得にもならないので、
ターゲットにはされないと思いますが、
このサイトと同じサーバーに有名企業や有名人のサイトのデータがある場合、
そちらのサイトへのサイバー攻撃で、
サーバーダウンなどのとばっちりを受ける可能性はあります。
また、現在、AIが注目され、それと共に不審なアクセスが増えているのは事実です。
私が今、対処に困っているのはスクレイピングアクセスです。
検索エンジンのクローリングは、
クロールすることで検索結果に反映されるので、
アクセス向上に利点があるのですが、
スクレイピングはサイトのアクセス向上に何も寄与しないばかりか、
アクセスアナライザーのログが荒れて、
正確なアクセス解析ができなくなってしまいます。
そうなると、サイト運営に支障が出てしまいます。
(おかしな違法コピーサイトを増やす原因ともなります。)
なお、スクレイピングは、
情報をそのまま取得するのでは無く、
不必要な情報を整理して取得できます。
そのため、
このたわたわのぺーじにある情報を得るのにわざわざこのサイトに訪れなくても、
スクレイピングツールを使えば、簡単に情報を取得できてしまうのです。
言うなれば、
大学の論文で参考著書をそのまま丸写しすると教授らにバレてしまうので、
ちょっと言い回しを変えて論文を書くことを自動にやってくれるようなものです。
世間ではAIAIと騒いでいますが、
チャットGPTなどのAIは本来のAIではありません。
これらはすべてスクレイピングで成り立っており、
チャットの質問や要望から何処かのサイトから情報を抜き取って、
情報を整理(その部分がAI技術)して表示させているだけで、
AI自身が参考文献や会話などから何かしらの学習をして、
結果を答えているわけではないのです。
なので、チャットGPTの情報をそのままSNSに載せると、
知らないうちに著作権侵害になってしまう可能性があります。
このサイトが今のところAIを使用してないのは、
こういった理由からです。
チャットGPTなどの巷のAIを使うことで効率的に物を調べたり、
作業の効率化が出来ますが、
それが著作権侵害にならないか、正しい情報なのか、
AI以外の方法で反証する必要があります。
なので、AIの結果だけをそのまま載せているSNSやサイトは
信用しない方が良いと思います。
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