面白ローカル・熊本電気鉄道1

熊本電気鉄道は上熊本〜御代志間の菊池線と、
北熊本〜藤崎宮前間の藤崎線で成り立っています。
しかし、実際は藤崎宮前〜北熊本〜御代志間と、
上熊本〜北熊本間で運行形態が分かれています。
菊池線はかつて菊池まで延びていたのですが、
御代志〜菊池間は廃止となってしまい、
「菊池線」と言う路線名が現状に合わなくなっています。
熊本電気鉄道は地味で細々したローカル私鉄ですが、
ローカル線らしい魅力が沢山あり、
短いながらも結構楽しめる路線です。
なお、将来的にはLRT化する計画があるのですが、
その計画が頓挫した場合は廃線の可能性もあり、予断を許さない状況です。



(このページは2005年7月取材撮影です。)

13、御代志(みよし)Miyoshi


御代志駅は合志市の西合志地区の中心にあります。
しかし、駅は無人どころか駅舎もなく、ホームすぐ横はバスターミナルになっています。
一応バスは電車との乗り継ぎを考慮していますが、
ここを経由するバスの本数は少なく、
バスターミナルの機能は失いかけています。
また、菊池方面へは熊本市街から直接バスに乗っていくので、
熊本電気鉄道で御代志駅に行き、
バスに乗り換えて菊池方面に行く人は殆ど皆無だと言えます。
駅前は普通の長閑な住宅地で、家もパラパラと言った感じです。
しかし、北側には県立農業大学校、
駅すぐ横(写真の雑木林側)には国立療養所があります。
なお、ホームは片面1線の棒線構造です。


御代志駅を出ます。国道387号線が寄り添ってきます。
国道を走る自動車の方が速く、何台も抜かされます。
架線柱は殆ど木柱で、中にはビームも木になっているところがあります。


S字カーブを曲がり終え真っ直ぐになるともう再春荘前駅です。

12、再春荘前(さいしゅんそうまえ)Saishunso-Mae


片面1線の駅です。
駅名の通り、国道と反対側の駅すぐ横には熊本再春荘病院があります。
ちなみにこの病院は熊本藩の創った医学校、「再春館」から名前をとっています。
なお、熊本再春荘病院とは関係がないのですが、
熊本に本社のある再春館製薬所も熊本藩の「再春館」から名前をとっています。


再春荘病院の敷地と国道に挟まれた区間を走ります。

11、電波高専前(でんぱこうせんまえ)DempaKosen-Mae


ここも片面1線の駅です。
熊本電波工業高等専門学校横にあります。
国立療養所、再春荘病院、電波高専いずれも杉林に囲まれています。


電波高専前駅を出るとくだり勾配になります。


国道と別れます。前はもう少し国道に沿って走っていたのですが、
道路の拡張のため、路線が変更になりました。


国道と別れるとしばらく新線区間になります。
レール枕木はPCで、架線柱はコンクリート柱、
架線はフィーダメッセンジャー方式カテナリーになっています。

10、黒石(くろいし)Kuroishi


路線変更の際、移設新設した駅なのでまだ綺麗です。
島式2線の駅で、交換可能駅になっています。
駅周辺は農家と住宅、雑木林が混ざっていますが、
東側には団地もあるため、前後の駅よりやや利用客があります。


長閑な農村の中を走ります。


だんだんとくだり勾配になります。

面白ローカル・熊本電気鉄道2

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