大改良路線・東急目黒線1

東急目黒線は東急電鉄の路線の中で最も古い路線で、
(旧・玉川電気鉄道/現・東急田園都市線は除く)
目黒蒲田電鉄が目黒駅から丸子駅(現・沼部駅)までを開通させたのが始まりです。
目黒蒲田電鉄は今の東京急行電鉄こと東急電鉄の元になっている会社で、
この線が東急の始まりだと言えます。
目黒蒲田電鉄はその後蒲田駅まで開通させ、全通します。
目黒蒲田電鉄が東京横浜電鉄(現・東急東横線)と合併し、
東京横浜電鉄になったあと、東京急行電鉄が発足し、
今の京王電鉄(当時・京王電気軌道)、京浜急行電鉄(当時・京浜電気鉄道)、
小田急電鉄、相模鉄道を合併し、「大東急」時代になるのですが、
元の目黒蒲田電鉄は東急目蒲線として細々と運転されることになります。
東急が今の形になった後も、
目蒲線は幹線系統の東横線や新玉川・田園都市線(現・田園都市線)の影で、
各駅停車だけが往復する支線として運転される日々が続きました。
大きく変わったのは平成12年で、
従来の目蒲線の田園調布〜多摩川園(現・多摩川)間が分断され、
目黒線と東急多摩川線の2路線に分かれました。
また、目黒線は東京メトロ南北線と都営三田線と相互乗り入れが開始されました。
目蒲線は晩年4両編成で運転されていましたが、
目黒線化後は6両編成に増強し、TASC運転の最新路線に生まれ変わりました。
一方、東急多摩川線もTASC運転になりましたが、
路線自体はあまり改良されず、3両編成に縮小されました。
目黒線は全線ワンマン運転の路線ですが、
最近急行電車が運転開始されるなど、面白みが出てきました。
なお、目黒駅から日吉駅までを目黒線と呼んでいますが、
田園調布〜日吉間は東横線の複々線扱いなので、
実際は目黒〜田園調布間の6.5qになっています。



13(MG13)、日吉(ひよし)Hiyoshi


日吉駅は2面4線の駅ですが、
目黒線は中の2線を使います。
綱島駅よりに目黒線の引き上げ線があります。
日吉駅は乗降を分離しているので、
下りホームで乗客を降ろした後、
必ず引き上げ線に入ります。


日吉駅を出ます。
目黒線の乗り入れ先の東京メトロ南北線、都営三田線、
埼玉高速鉄道線はATOの自動運転ですが、
目黒線は地上区間があり、
天候不良時のプログラムで対応出来ない運転や、
踏み切りの安全確保が必要なため、
ATOの自動運転が出来ません。
そのため、停車のみ自動のTASCになっています。


日吉駅から田園調布駅までは東横線と併走します。
内側が目黒線で外側が東横線です。


矢上川を渡るとカーブになり、
のぼり勾配になります。


前方に武蔵小杉の高層マンションが見えます。


省力化軌道になると元住吉駅です。

12(MG12)、元住吉(もとすみよし)Moto-Sumiyoshi


2面6線の駅ですが、
目黒線は真ん中の2線のみです。
東横線は優等列車の退避待ちが可能ですが、
目黒線は出来ません。
目黒線で優等列車の退避待ちが出来る駅は武蔵小山駅だけです。


元住吉駅を出ると、
目黒線は高架からおります。
東横線はそのまま高架です。
ここら辺が高架化前の元住吉駅の位置です。


元住吉検車区の線が合流し、
その先はなんと踏切(武蔵小杉1号踏切)になっています。


東横線の高架の下を走ります。


この地上区間は東横線の元住吉検車区の出入線も兼ねています。


やがて高架にのぼります。


東横線と同じ高さになると武蔵小杉駅です。

大改良路線・東急目黒線2

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