電柱装柱用語一覧(か〜こ)

●碍子(がいし)

電線を支持する絶縁体。
磁器やガラス、ポリマー樹脂などで出来ている。
碍子の「碍」の字は常用漢字外漢字なので、
「がいし」、「ガイシ」と書くのが一般的。

●回線(かいせん)
1、送・配電線は送・配電「数」の単位として使う。
三相交流三線の場合、三線で1回線、
三相交流四線の場合、四線で1回線。
重要路線は2回線以上にして、
1回線が使えなくてももう1回線でバックアップ出来る様にしている。
2、電話線などの通信線は電送路そのものを言う。「」。

●開閉器(かいへいき)

平たく言えばスイッチ。
大需要家への引込線や、
責任(管理)分界点などに設ける。
最近は変電所で自動操作が出来る開閉器もある。
その場合の信号は高圧線に流れている。

●架橋ポリエチレン(かきょうぽりえちれん)
電線の絶縁に使う素材。
絶縁油が不要になるので、地中線などに多く使われている。

●架空地線(かくうちせん)

雷による電線の切断を防止するために、
電柱の一番上に取り付ける線。
最近はコスト削減のために取り付けないところも増えてきた。
英語で言うと「グランドワイヤ」なので、「GW」と略すこともある。
くうちせん」は業務用語で、法令上は「かくうちせん」と濁らないで読む。

●掛広告(かけこうこく)

電柱に金具で取り付ける長方形の広告板。

●架線(かせん)
電線を架けること。
せん」は業務用語で、法令上は「かせん」と濁らないで読む。

●架線金物(かせんかなもの)

1、吊架線や巻き付けグリップなどの引き留め箇所に使う金具、主にコの字金具等。
2、架線に使う金属性の部品類の総称。

●架台(かだい)

分岐箱やカットアウト等を取り付けたり、変圧器を載せたりするための台。
形状は様々ある。

●活線(かつせん)
電気が流れている状態の電線。

●カットアウト

(通常型)


(円筒型)
変圧器の前後についているヒューズ式のスイッチ。
高圧側は高圧カットアウト、
低圧側は低圧カットアウトと言う。

●環境塗装(かんきょうとそう)
周囲の自然環境に合わせて電柱や腕金等を茶系や緑系の色に塗装すること。

●キュービクル

配電機器などを納める扉の付いた金属製の箱。
配電機器を風雨から護るのと同時に、安全性が高い。

●葛返し(くずがえし)

ツタ植物が支線をつたって高圧線などに伸びないようにするために取り付ける防具。
蛇や鼠などの小動物が上らないようにする目的もある。

●グランドワイヤキャップ

架空地線キャップ。通称、GWキャップ。
架空地線を取り付けるために電柱上部に被せる帽子状の鋼。

●クランプ
電線を碍子に取り付ける器具。
クランプが錆びないよう、クランプカバーでクランプを覆う。

●クランプ碍子

中実碍子に放電クランプを取り付けた碍子。
着脱が容易に出来るなどの利点がある。

●クランプカバー

クランプに被せる絶縁カバー。

●クリート

屋内配線などで使う、電線支持器具。
電線を挟みこむことで支持する。

●径間(けいかん)
電柱と電柱の間。スパンとも言う。

●計器用変圧変流器(けいきようへんあつへんりゅうき)

電圧や電流、地絡事故などを測る計器用に高圧線の電圧や電流を変える機器。

●ケーブルハンガー

吊架線と電線を結ぶ輪状の線。

●ケーブルヘッド

架空線と地中線の繋ぎ目に設ける、
絶縁(碍子またはポリエチレンなど)を施した接続器具。
気中終端接続箱等色々種類がある。

●懸垂碍子(けんすいがいし)

腕金から吊り下げるタイプの碍子。
電圧によってつなげる碍子の数が異なる。

●検電器(けんでんき)

電気が流れているかどうかを確認する計測機器。

●高圧開閉装置(こうあつかいへいそうち)

配電用変電所にある装置で、「ミニクラッド」と言う商品名で売られている。
各配電線の開閉器を操作する装置。

●高圧進相コンデンサ(こうあつしんそうこんでんさ)

無効電力を補償して力率を改善するコンデンサ。負荷側に取り付ける。
導入することで電気料金を節約することが出来る。

●高圧線(こうあつせん)
一般的に6600V高圧線のことを言うが、
定義上では600Vを超えて7000V以下の電圧の線を言う(交流の場合)。

●鋼芯引き留め金物(こうしんひきどめかなもの)

電話線やCATV線などの通信線を引き留める箇所に使う、
中に金属芯の入った、ストラップ付碍子。

●交流(こうりゅう)
一定時間ごとに電気の流れる方向が変わる電流。

●コネクター

電線と分岐する電線を接続する器具。

●コネクターカバー

コネクターの腐食防止、絶縁目的に被せるカバー。

●コの字金物(このじかなもの)

コの字状になった金物で、低圧引留碍子の支持や、
巻き付けグリップの取り付け、
平型碍子や鋼芯引き留め金具のストラップを引っ掛ける等、
様々な目的に使われる。

●コロナ放電(ころなほうでん)
交流の電線の外側に生じる放電。コロナ臨界を越えると発生し、
通信機器に影響を与える。
直流の場合、コロナ放電は起きない。

●コンクリート柱/コンクリートポール
平たく言えばコンクリートの電柱。
コン柱と略すこともある。

●コンクリート柱頭部キャップ

コンクリート柱の頭部が雨などで侵食しないよう、
保護するカバー。
鳥がコンクリート柱の頭部にとまらないようにする目的もある。

●コンクリートトラフ

電線を収める蓋付のU字溝。

●コンデンサ
1、直流電気を一時的に蓄える装置。
電気を放出する時、
一気に流れないよう調整するリアクトルと併用するのが一般的。
2、直流と交流ではコンデンサに対する特性が異なるため、
直流電気と交流電気を分ける装置として使う。
(直流はコンデンサに電荷が貯まる、交流は充電放電を繰り返す。)
3、交流電気の場合、専ら電圧降下、電力損失を減らす(力率改善)目的に使う。

●コンバータ
交流を直流に変える装置。

電柱装柱用語一覧(さ〜そ)

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