箱根堂ヶ島温泉の索道・鋼索鉄道

箱根堂ヶ島温泉は、箱根登山鉄道宮ノ下駅から早川の谷を下ったところにあります。
温泉宿は二件だけですが、どちらも高級旅館で、
しかも各々ロープウェイやケーブルカーを運行していると言う、興味深い温泉です。
しかし、ロープウェイやケーブルカーは、宿泊客または入浴客しか乗せてくれません。
おそらく一般観光客がぞろぞろ乗ると、旅館のイメージに傷がつくからだと思います。
また、施設がミニなため、多くの客をさばけないことも考えられます。



※このページは2004年に取材したものです。情報も2004年のものとなっております。
あらかじめご承知ください。

1、晴遊閣大和屋ホテル・夢のゴンドラ

箱根堂ヶ島温泉は、2つの旅館があるのですが、
こちらはロープウェイを運行しています。
次の対星館よりは宿泊代が安く泊まりやすいと言えます。


宮ノ下駅から国道1号線沿いに歩くと、
大和屋ホテルの看板があります。
でも道路に平行にたっているので、
車を運転しているものにとっては気付かず通り過ぎてしまいます。
ロープウェイの広告看板では、「夢のゴンドラ」と書いてあるのですが、
宿泊客(入浴客)しか乗せてくれないと言う、夢から離れた現実が待っています。


山上のロープウェイ乗り場です。
崖に張り付くようにあります。


大和屋ホテル側の乗り場から山上の乗り場を撮影。
このロープウェイは交走式ではないのですが、
曳索が循環していて、支索の下に曳索、そして搬器の経路の下にも曳索があり、
各々循環上に繋がっています。
路線の横には物資運搬用滑車のロープもあります。


夢のゴンドラの搬器です。下膨れでかなりおもしろい形です。
ハンガーの形も変わっていて、三角状になっています。
扉は蛇腹式です。
このロープウェイは結構高速で、あっという間に行ってしまいます。


これがこのロープウェイの全線です。全長200メートルくらいでしょうか?


ホテル側の乗り場です。
ホテル側の乗り場はトタン張りの外壁に木の柱で簡素な感じです。
側面には「大和屋ホテル」の大きな文字が貼られています。


ホテル側の乗り場に停車中の搬器です。


下の乗り場です。まさに小屋のようです。
大和屋まではここからまだ100メートルほど歩きます。
なお、山上の乗り場からここまで遊歩道で行くことができますが、
夏の日は川の近くでムシムシしていて、汗だくになってしまいます。



2、対星館花かじか・ケーブルカー

こちらは、ケーブルカーを運行しています。
超高級旅館で、これ乗りたさにとても泊まれません・・・。
距離は300メートル程で、7分かかるそうです。


堂ヶ島温泉へ行く遊歩道沿いでこのケーブルカーをちらっと見ることができます。
かなりかわいらしいケーブルカー車両です。


線路の軌間は軽便鉄道並で、線路の重さも軽そうです。
枕木は細い鉄の板です。
ケーブルは細く、誘導滑車も小型です。


旅館側の乗り場から来る車両。非常にゆっくりした速度で来ます。
線路沿いには味のある鉄製チャンネルポールが立ち並んでいます。


車内です。簡単なシートが前後に配置されています。
小型車両のため車体は傾斜させてなく、床は水平です。


上の乗り場へのぼって行きます。
この先は交換箇所で、くだり車両と交換します。


対星館のケーブルカー乗り場案内です。
クマのようなキャラクターが誘ってくれますが、
宿泊客(入浴客)以外乗せてもらえないと言う、
メルヘンチックでない出来事が待っています。

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