ロングローカル線・秩父鉄道4

33、影森(かげもり)Kagemori


武甲山の石灰石と昭和電工で栄えた街にある駅で、
急行「秩父路」停車駅です(一部通過)。
島式2線で、上りホームはカーブがきついため、4ドア中2ドアしか開きません。
カーブ外側に側線1線、内側に数本側線があり、
電車の留置や貨物列車の待機等に使われています。
留置線の隅には昭和電工の貨物積みおろし所がありますが、
現在は利用されていません。
なお、この影森駅を始発終着にする電車が結構あります。
余談ですが、影森は人面石や卒業曲「旅立ちの日に」で有名です。


影森駅を出ると急勾配でくだります。
影森駅から貨物運転区間になるため、軌道が立派になります。


影森からは結構スピードを出すようになります。


緩いカーブを曲がります。


小さな沢を渡ります。


西武秩父線が近付くと、
西武秩父駅への連絡線が分岐します。
三峰口駅発着の西武線直通電車がここを通ります。


そして、今度は横瀬駅からの連絡線が近付きます。
長瀞駅発着の西武線直通電車が通ります。
連絡線の横の駅は西武秩父駅ですが、
連絡線にはホームがありません。
御花畑駅が至近距離にあるからです。

32、御花畑(おはなばたけ)Ohanabatake


昭和43年までは単なる市街地の中の小駅だったのですが、
昭和44年に西武秩父線西武秩父駅が影森駅方向斜め前に出来たので、
それとの乗り換え客で利用客が増えました。
秩父鉄道秩父駅とはさほど離れていませんが、秩父駅より利用客があります。
また、急行「秩父路」が停車します。
駅は秩父鉄道では珍しい相対式2線の駅です。
しかし、主に使っているのは駅舎側(写真左側)の1番ホームだけで、
2番ホームは西武鉄道直通電車専用ホームになっています。
西武鉄道直通電車専用ホームは直通電車が来る時のみ開放しています。
なお、御花畑駅と西武秩父駅は運賃計算上同一駅として扱われています。
駅周辺は駅名にぜんぜんマッチしてなく、秩父の市街地にどっぷりつかっています。
駅名の由来も不明とされていて、
一説には開通時にお花畑があったとか、秩父夜祭の山車の飾りとか、
近くに「おハナさん」が住んでいたとかあります。
あまりに駅名にそぐわないのも気がひけるのか、
最近ホームの一部はガーデニング化(?)されています。
西武秩父駅とは改札内連絡はおろか、連絡通路もありません(それでも同一駅扱い・・・。)。
西武秩父駅へは、一度改札口を出て、影森駅方向2つ目の踏切を渡り、
すぐ右に曲がり、整備された狭い歩道を歩き、
その後「西武秩父仲見世通り」を通ると西武秩父駅の改札口になります。
だいたい小走りで10分程度の乗り換え時間です。
余談ですが、西武秩父線の正式名称が「秩父線」でなく「西武秩父線」なのは、
秩父鉄道本線と区別するためです。
なお、御花畑駅は羊山公園の芝桜の丘をアピールするためか、
2009年より「芝桜」と言う副名称が一応付いています。
〜〜〜〜〜
御花畑駅の影森駅よりの架線が特殊構造になっています。
これは、秩父の夜祭で山車(だし)が通過する際、山車が架線にひっかかってしまうため、
夜祭のときだけ、架線が取り外せるようにしてあるからです。
その特殊架線の区間のすぐ横(写真右側)が、だんご坂という急坂で、
山車が一気にのぼると言う、秩父夜祭のクライマックスになる場所です。


1番ホームの駅名板です。秩父鉄道標準のデザインで、
次駅名がオレンジと緑で表記されています。
上下線兼用ホームなのに矢印は秩父方向になっています。


2番ホーム側の駅名板も秩父鉄道標準のデザインですが、
次駅が黒で表記されています。
また、三峰口側の次駅は「かげもり」でなく西武秩父線の「よこぜ」になっています。
一方、西武秩父駅は、特急用ホーム以外、
次駅は「横瀬」「影森」両方併記されています。


御花畑駅の窓口です。横には券売機があります。
券売機はつい最近窓口リニューアルの際設置されたもので、
それまでは窓口のみの切符販売でした。
利用客の多い駅なのに今まで窓口だけでさばいていたのが不思議です。


御花畑駅を出ます。秩父の市街地を走ります。
次の秩父駅とは0.7KMしかなく、すぐ着きます。

ロングローカル線・秩父鉄道5

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