ゆめもぐら・都営大江戸線1

都営大江戸線は、光が丘〜都庁前〜六本木〜大門〜両国〜飯田橋〜都庁前間の、
40.7KMの路線です。
地下鉄では日本最長距離、日本最長運転時間、日本最高の建設費を誇っています。
この計画が浮上したのは昭和43年の第10号答申で、
昭和47年の第15号答申では今のように環状部と放射線部の計画になりました。
とは言え、現代の万里の長城と言われるほど馬鹿げた計画で、
なかなか着工には至りませんでした。
しかし、リニア方式の採用により、建設費が圧縮できる見通しになったので、
とりあえず放射部から建設を始めました。
都営大江戸線はリニアモーター式にしなければ開通できなかった路線だと言われています。
そして、平成3年に光が丘〜練馬間が開通しました。
このときは路線名を制定せず、都営12号線のままでした。
光が丘駅から国立競技場駅までが開通になるとき、
公募で路線名を応募し、
都営東京環状線、愛称「ゆめもぐら」で決定しました。
しかし、石原慎太郎都知事が、
「環状運転しないのに環状線はおかしい。俺は大江戸線が良い。」
と言って反対したため、
結局、都営大江戸線が正式名称になりました。
最初はあまりに「大江戸」と言う響きが古臭くて反対意見が続出していましたが、
今は慣れてしまったのかあまり気にする人はいなくなりました。
大江戸線は平成12年12月に全通し、6の字運転を行なっています。

大江戸線は都営地下鉄の中では一番利用客が多いのですが、
混雑区間と閑散区間に分かれ、
放射部の混雑は特に酷くなっています。
(大江戸線は車両の規格が小さいので、
少しでも利用客が増えるとすぐ混雑率が跳ね上がります。)
一方、環状線部分の北側は空いていて、
放射部と輸送力の段差が生まれています。
また、この路線は減価償却費を含むと大赤字で、
東京の地下鉄が一元化できない要素になっています。

鉄道ファン的見地で見ると、全線地下で、
運転時間も長く、リニアモーター式の小型断面トンネルによる圧迫感、
殆どの駅が島式2線と言う面白くない配線で、
鉄道好きでも全線完乗に忍耐力がいるくらいつまらない路線なのですが、
各駅のデザインは個性的でその点は飽きさせないようになっています。



E38、光が丘(ひかりがおか)Hikarigaoka


光が丘駅は島式2線です。
1線を降車ホーム、1線を乗車ホームにして分けています。
光が丘駅は光が丘パークタウンの中心部にあり、
駅前は大型ショッピングセンターになっています。
光ヶ丘パークタウンは米軍グランドハイツ跡に出来た大型団地で、
大江戸線が開通する前は交通が不便でした。
車止め側には高松車庫への引込み線がありますが、
この先、大泉学園町、東所沢まで延長する計画があります。

E37、練馬春日町(ねりまかすがちょう)Nerima-Kasugacho


島式2線の駅です。
春日駅と紛らわしいので、駅名には「練馬」を付けています。
丁度環八通りと交差する地点に駅があります。
ここら辺は家が多い割りに鉄道空白地帯だったのですが、
大江戸線の開通により便利になりました。


駅間はシールドトンネルが続きます。

E36、豊島園(としまえん)Toshimaen


島式2線の駅です。
としまえんの最寄り駅ですが、
地上に出るのに時間がかかるため、
西武線の豊島園駅の方が便利です。
西武線の豊島園駅は駅を出て建物を挟んだすぐ隣にあります。


豊島園駅を出ると急カーブを曲がり、練馬駅になります。

E35、練馬(ねりま)Nerima


島式2線の駅です。西武池袋線の乗り換え客が多く、
環状部開通後はこの駅の利用客が急激に伸びています。
ただ、西武線との乗り換えは時間がかかります。
駅は練馬区の中心地にあります。
ここまでが一次開業区間で、
この区間の駅デザインはあまり個性的になっていません。


練馬駅を出ます。

E34、新江古田(しんえごた)Shin-Egota


島式2線の駅です。
西武池袋線の江古田駅は「えこだ」と読みますが、
大江戸線の新江古田駅は「しんえごた」と読みます。
これは、練馬区が「えこだ」、中野区が「えごた」と読んでいるからだそうです。
近くに江古田の森公園があります。


新江古田駅前後は比較的駅間距離が長いです。

ゆめもぐら・都営大江戸線2

川柳五七の電車のページ1Mへ戻る

川柳五七の電車のページトップへ

たわたわのぺーじトップへ