幻の第一発電所?2


先ほどの1回線送電線も近付きます。


そして、赤谷川第二発電所に到着します。


先ほどの送電線はこの発電所の質素な変電所から出ています。
手前の配電線は先ほどの赤三水路線で、
赤谷第二発電所から、
赤谷第三発電所取水口までの約1KMを結んでいることが分かります。


ここの発電所の建物は民家のようです。
やはり導水管は細いようです。


導水管に沿って別の配電線が分岐しています。
ここの鉄柱もかなり変わっています。
GW支持は鳥居型になっています。

それから第一発電所を見ようと上流に移動したのですが、
だんだんと山深くなり、道は狭くなり、谷も狭くなり、
とても発電所がある雰囲気ではありませんでした。
おーい第一発電所はどこだ〜?


上流にないのなら下流にあるのでは?と思い、
下流に移動します。
赤谷湖の下に発電所がありました。


変電所を中心に結構整備されています。
しかし、この発電所は赤谷川第一発電所ではなく、
群馬県営の相俣第二発電所でした・・・。
なお、この発電所は赤谷湖をせき止めている相俣ダムの落差を利用しています。

結局赤谷川第一発電所はありませんでした。
歴史上の都合で消えてしまったのでしょう・・・。

川柳五七の電線のページ3へ戻る

川柳五七の電線のページトップへ

たわたわのぺーじトップへ