新野田変電所と新京葉変電所2


旧・東東京変電所の北東側で引き込まれているのは東京東線です。
東京北線の続きのような送電線で、
新京葉変電所と新野田変電所を結んでいます。
東京東線も2回線2導体です。


東側から見た旧・東東京変電所引き込み部分です。
手前が東京東線、真ん中が鹿島線、奥が東京北線です。


引き込まれた各線は計器用変成器を通ります。
計器用変成器は避雷器にも接続しています。


計器用変成器の次に断路器を通り、遮断器を通ります。
写真は東京北線のガス遮断器です。
ガス遮断器は大型です。


遮断器を通った後は再び断路器です。
断路器はバーをかみ合わせるタイプで、
碍子が3つ繋げてあるので高さが高いです。
断路器の数字から見ると、1列に付き37基あると推測出来ます。
大きい変電所の割には断路器の数が少ないです。
引き込んでいる送電線数が少ない関係でしょうか。


断路器と2回目の遮断器の間の母線です。
望遠で撮っているので狭く見えますが、
一番端まで500メートル程あります。


断路器のあとは再び遮断器です。
一番西側の遮断器は空気遮断器になっていますが、
母線ごとにガス遮断器と空気遮断器が混ざっています。


そして、いよいよ変圧器です。


変圧器は新野田変電所の旧・東東京変電所部分入口付近にあり、
東西方向に横一列で並んでいます。
新野田変電所の変圧器は全部で11台あり、
最大出力150万キロボルトアンペア、50万ボルト用の超高圧変圧器が4台、
最大出力30万キロボルトアンペア、27万5千ボルト用の変圧器が6台、
最大出力22万キロボルトアンペア、27万5千ボルト用の変圧器が1台の内訳になっています。
それを合計すると新野田変電所の最大出力は802万キロボルトアンペアとなります。
これは、東京電力管内一位だけでなく、
日本一でかつ世界一の出力数(2009年現在)です。
なお、旧・東東京変電所部分は超高圧送電線を扱っていないので、
使っている変圧器はすべて27万5千ボルト用です。


変圧器の後にはNR中性点接地抵抗装置があります。
中性点接地抵抗装置は変圧器中性点に繋がっているアースなので、
中性点接地抵抗方式をとっている場合は、大抵変圧器の傍にあります。
接地するのに抵抗を使うのは、
地絡電流が通信機器に悪影響を起こさないようにするためです。


そして、おなじみのコンデンサです。
言うまでも無く日新電機製です。
コンデンサの前にはコンデンサ引き込み線用の断路器があります。


コンデンサに囲まれて大型の分路リアクトルがあります。

新野田変電所と新京葉変電所3

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